2022年1月21日15時00分 ~ 2022年1月27日20時59分
期間が1日短いため、獲得コイン数が全体的に増えている。
報酬の基本内容は前回のミッションカグラと同じ。
ボーナスミタマカードを揃えるのが難しいため、ガチャをしないと累計Pt報酬が厳しい。
<最高編成(210%)>
代替となるカードは無し。
スコアアップスキルなし・オートでSランクを取れる総戦力の目安1)
難易度 | 通常クリア | スペルブレイク |
---|---|---|
EASY | 90100 | 121000 |
NORMAL | 79400 | 106000 |
HARD | 71000 | 95800 |
EXTRA | 64200 | 86000 |
LUNATIC | 59200 | 80700 |
Starlight Dance Floor (D.M.K. edit) (1月25日~)
難易度 | 通常クリア | スペルブレイク |
---|---|---|
EASY | 97900 | 129000 |
NORMAL | 86000 | 127200 |
HARD | 76000 | 111200 |
EXTRA | 66600 | 95200 |
LUNATIC | 60000 | 90300 |
楽曲名 | 属性 | 時間 | SB 時間 | E | N | H | EX | L |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
明星ロケット | Em | 2:07 | 1:39 | 8 | 13 | 18 | 23 | 26 |
断罪は遍く人間の元に | Co | 2:10 | 1:41 | 9 | 14 | 19 | 24 | 28 |
レザマリでもつらくないっ! | Ro | 2:23 | 1:47 | 6 | 11 | 16 | 23 | 28 |
SEE YOU AGAIN! | Ro | 2:18 | 1:52 | 8 | 13 | 18 | 23 | 27 |
楽曲名 | 属性 | 時間 | SB 時間 | E | N | H | EX | L |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
チルノのパーフェクトさんすう教室 | Ro | 2:12 | 1:56 | 5 | 10 | 19 | 24 | 28 |
郷愁のロンド | Em | 2:19 | 2:01 | 6 | 12 | 15 | 20 | 25 |
レイセン・オカルティア [東方深秘録 Re: Arrange] | Co | 2:18 | 1:50 | 9 | 14 | 18 | 23 | 28 |
SEE YOU AGAIN! | Ro | 2:18 | 1:52 | 8 | 13 | 18 | 23 | 27 |
楽曲名 | 属性 | 時間 | SB 時間 | E | N | H | EX | L |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble | All | 1:55 | 1:57 | 6 | 11 | 17 | 22 | 26 |
トランスダンスアナーキー | Ro | 2:14 | 1:37 | 9 | 14 | 18 | 24 | 27 |
無生命サーフェス | Co | 2:01 | 1:49 | 7 | 12 | 17 | 22 | 28 |
SEE YOU AGAIN! | Ro | 2:18 | 1:52 | 8 | 13 | 18 | 23 | 27 |
楽曲名 | 属性 | 時間 | SB 時間 | E | N | H | EX | L |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Bad Apple!! feat.nomico | All | 2:16 | 2:07 | 5 | 11 | 15 | 20 | 26 |
嘘と慟哭 | Em | 3:07 | 2:45 | 6 | 12 | 17 | 22 | 26 |
ナイト・オブ・ナイツ | Co | 2:10 | 2:04 | 8 | 14 | 19 | 24 | 27 |
SEE YOU AGAIN! | Ro | 2:18 | 1:52 | 8 | 13 | 18 | 23 | 27 |
楽曲名 | 属性 | 時間 | SB 時間 | E | N | H | EX | L |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
The Karasu Wind | Em | 2:22 | 2:11 | 7 | 11 | 17 | 21 | 25 |
あうんどばいみー | Ro | 2:26 | 1:30 | 6 | 11 | 16 | 21 | 26 |
SEE YOU AGAIN! | Ro | 2:18 | 1:52 | 8 | 13 | 18 | 23 | 27 |
Starlight Dance Floor (D.M.K. edit) | Co | 2:10 | 1:44 | 6 | 11 | 16 | 22 | 27 |
楽曲名 | 属性 | 時間 | SB 時間 | E | N | H | EX | L |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Sweets Time | Ro | 2:21 | 2:16 | 7 | 13 | 17 | 23 | 27 |
有頂天ドリーマーズ | Em | 2:11 | 1:46 | 6 | 12 | 16 | 21 | 25 |
SEE YOU AGAIN! | Ro | 2:18 | 1:52 | 8 | 13 | 18 | 23 | 27 |
Starlight Dance Floor (D.M.K. edit) | Co | 2:10 | 1:44 | 6 | 11 | 16 | 22 | 27 |
楽曲名 | 属性 | 時間 | SB 時間 | E | N | H | EX | L |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フォールオブフォール | Ro | 2:06 | 1:42 | 6 | 12 | 17 | 20 | 25 |
23145EASONS | Em | 2:11 | 2:02 | 8 | 13 | 18 | 24 | 28 |
SEE YOU AGAIN! | Ro | 2:18 | 1:52 | 8 | 13 | 18 | 23 | 27 |
Starlight Dance Floor (D.M.K. edit) | Co | 2:10 | 1:44 | 6 | 11 | 16 | 22 | 27 |
※毎回同じ数値なので過去のものを反映しています。
難易度\ランク | D | C | B | A | S |
---|---|---|---|---|---|
イージー | 15 | 17 | 18 | 20 | 21 |
ノーマル | 20 | 21 | 23 | 25 | 27 |
ハード | 24 | 26 | 29 | 31 | 34 |
エクストラ | 30 | 33 | 36 | 39 | 42 |
ルナティック | 30 | 33 | 36 | 39 | 42 |
※イベントPtの計算はこちら→イベントPt
難易度\ランク | D | C | B | A | S |
---|---|---|---|---|---|
イージー | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
ノーマル | 13 | 14 | 16 | 17 | 18 |
ハード | 16 | 18 | 19 | 21 | 22 |
エクストラ | 20 | 22 | 24 | 26 | 28 |
ルナティック | 20 | 22 | 24 | 26 | 28 |
・Ro属性
・橙
・火焔猫燐
・少名針妙丸
・霧雨魔理沙
・射命丸文
※魔理沙と文は25日に追加
レア | カード名 | 属性 | ボーナス | イラスト |
---|---|---|---|---|
SSR | おひさまとらんさまとゆかりさま | Ro | +50% | |
SSR | 禁呪の詠唱・燦爛 | Ro | +50% | |
SSR | 最高の秘策、土用の力 | Ro | +50% | |
SSR | 異変のない日、何でもない日 | Co | +20% | |
SSR | 天孫降臨 | Co | +20% | |
SR | マヨヒガの珍しい来客 | Ro | +30% | |
SR | いのち辛辛おいかけっこ | Ro | +30% | |
SR | 地獄の沙汰も猫次第 | Co | +15% | |
SR | 輝く針の剣 | Em | +15% | |
SR | 山の防衛を憂うものなり | Co | +15% | |
SR | さあ行こう!異変解決に! | Co | +15% | |
SR | 速写「ファストショット」 | Em | +15% | |
SR | 新聞記者のスポンサー計画! | Em | +15% | |
R | 霧雨魔理沙 | Ro | +20% | |
R | 射命丸文 | Ro | +20% | |
R | 橙 | Em | +10% | |
R | 火焔猫燐 | Em | +10% | |
R | 少名針妙丸 | Em | +10% |
レア度 | ボーナス |
---|---|
N | +3% |
R | +5% |
SR | +7% |
SSR | +10% |
おでかけ名 | 基本報酬 | 大成功 | 超成功 | 合計 | 推奨戦力 | 時間 | 枠一致ボーナス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初級 | 5 | 10 | 15 | 30 | 15000 | 1時間 | 全てRo |
中級 | 10 | 30 | 50 | 90 | 30000 | 2時間 | 全てRo |
上級 | 20 | 50 | 70 | 140 | 57000 | 6時間 | Ro/Co/Ro/Ro/Ro |
※ヒロインによる戦力アップ補正は、左に「橙」・右に「燐」を設定した場合に適用(片方でも良い)。
※超成功は大成功の分も加算
内容 | スタンプ |
---|---|
ダンマクカグラを1回クリア | 1 |
ダンマクカグラを5回クリア | 1 |
ダンマクカグラを10回クリア | 2 |
ダンマクカグラを15回クリア | 2 |
Roの楽曲でカグラを2回クリア | 1 |
Roの楽曲でカグラを8回クリア | 1 |
450コンボ以上でカグラをクリア ※ | 2 |
スコアランクSでカグラをクリア ※ | 1 |
「SEE YOU AGAIN!」をEXTRA以上でフルコンボ ※ | 2 |
1回おでかけをクリア | 1 |
3回おでかけをクリア | 1 |
5回おでかけをクリア | 1 |
イベントおでかけを1回クリア | 1 |
イベントおでかけを2回クリア | 1 |
イベントおでかけを3回クリア | 2 |
おでかけを大成功以上で1回クリア | 1 |
おでかけを超成功で1回クリア | 2 |
合計スタンプ数 | 23 |
今回はイベント期間が短いため、前回と獲得コイン数が違っています。
内容 | 付与コイン | DAY |
---|---|---|
1回のおでかけでイベントPtを500Pt獲得する | 2500 | 1~ |
イベントPtを2000Pt獲得する | 2500 | 3~ |
1回のカグラでイベントPtを500Pt獲得する | 2500 | 5〜 |
イベントPtを4000Pt獲得する | 2500 | 6〜 |
交換アイテム名 | コイン数 | 個数 |
---|---|---|
イベント限定称号(金) | 20000 | 1 |
イベント限定称号(銀) | 15000 | 1 |
イベント限定称号(銅) | 10000 | 1 |
いのち辛辛おいかけっこ | 1000 | 1 |
いのち辛辛おいかけっこ | 2000 | 3 |
いのち辛辛おいかけっこ | 3500 | 10 |
本日のきまぐれ悪だくみ | 1000 | 1 |
本日のきまぐれ悪だくみ | 2000 | 4 |
本日のきまぐれ悪だくみ | 3500 | 12 |
昏き深淵の万華鏡×1 | 30000 | 1 |
深き水底の万華鏡×1 | 10000 | 2 |
橙のピース×100 | 200 | 5 |
お燐のピース×100 | 200 | 5 |
浪漫開花の宝珠×2 | 50 | 10 |
浪漫開花の勾玉×4 | 30 | 10 |
浪漫開花の結晶×5 | 10 | 24 |
浪漫開花の石片×10 | 5 | 24 |
強化の紫鈴×5 | 30 | 10 |
強化の赤鈴×10 | 20 | 10 |
強化の黄鈴×10 | 10 | 10 |
ユメのしずく×10000 | 10 | 20 |
強化の白鈴×3 | 10 | 無限 |
強化の黒鈴×1 | 1 | 無限 |
報酬アイテム名 | 総数 |
---|---|
いのち辛辛おいかけっこ | 3 |
御霊石 | 300 |
夢見くじPt | 200 |
夢見くじ券 | 10 |
ユメのしずく | 20000 |
ミッションコイン | 6900 |
橙のピース | 400 |
お燐のピース | 400 |
誤字の訂正、色塗り、その他改善できるところがあれば、お願いします
キャラ | セリフ |
---|---|
山奥のマヨヒガ | |
橙 | ・・・・・・おもちゃよし。新鮮なお魚よし。ちょっと高級なマタタビの粉、よし。 |
いける。これならいける。今までずっと、マヨヒガで暮らす猫たちにナメられてきたけど・・・・・・ | |
今日こそ絶対に、言うことをきかせてやるぞ! みんなー! ただいまー! | |
・・・・・・あ、れ? すっごい静かだ。なんで・・・・・・、まさか!? | |
(マヨヒガ中を駆け回って猫を探す) | |
ね、猫が・・・・・・いなくなったぁああ!? | |
博麗神社 | |
霊夢 | ふーん。マヨヒガのねこがねえ。 |
橙 | すっかり、もぬけの殻なんだ。残ってたのは、このリボンを巻いた子だけ。 |
リボンの猫 | にゃーん。 |
霊夢 | で、他の猫を探しているのか。残念だけど、うちでは見かけてないわねえ。 |
橙 | そっか・・・・・・。 |
霊夢 | でも、マヨヒガと言えば。最近、誰かがうっかり迷い込んだって話を聞いたような・・・・・・。 |
橙 | え、そうなの? 知らなかった。私がいない間に、マヨヒガに・・・・・・。 |
はっ!? そ、そうか! そいつが猫をさらっていったんだな!? | |
霊夢 | ええ? |
橙 | これは、猫誘拐事件だったんだ・・・・・・! なんてこった。早く犯人を見つけなくっちゃ! |
(急いで神社を後にする) | |
山のふもと | |
橙 | うーん、手がかりも何も見つからないなあ。 |
てゐ | えー、ねこレンタル~。ねこレンタル~。猫の手を借りたい方は、おらんかねー。 |
橙 | ねこ・・・・・・レンタル? |
てゐ | 癒されたいあなたに、こちらの猫を貸し出します。今なら、お試し価格でご提供~。 |
橙 | ・・・・・・あ、あいつが抱えてる猫は! |
おい、そこの兎! お前が、誘拐事件の犯人だな!? | |
てゐ | え? 何よ急に。誘拐? |
橙 | お前の腕にいる猫は、マヨヒガにいた子だ! 見覚えある! |
マヨヒガから猫が消えたのは、お前が金稼ぎのために、さらったからだったんだな! | |
てゐ | はあー? いったいなんなの・・・・・・。 |
橙 | とぼけたってムダだ! 猫たちを返してもらうぞ! てやー! |
(てゐを倒そうとする。が、てゐが抱えている猫に引っ掻かれ、かまれる) | |
ぎゃ!? ちょっと! なんで私を嚙むの!? あんたを助けようとしてるのに! | |
てゐ | ねえねえ、あのさー。別に私、マヨヒガで猫さらいなんかしてないわよ? |
橙 | え? じゃあ、この猫は? |
てゐ | その辺をうろついてたから、親切な私が野犬に食われる前に保護してやっただけ。 |
で、暇つぶしに、ねこレンタルとか言って遊んでただけなのよ。ねー。 | |
てゐの猫 | にゃーん! |
橙 | そ、そんな・・・・・・。 |
ずるいずるーい! 私の方が付き合い長いのに、なんでそんなに懐かれてるの!? | |
てゐ | 人徳、いや兎徳?・・・・・・ところで、さっきマヨヒガの猫がいなくなったって言ってたけど。 |
それって、猫たちが、あんたに愛想尽かして出てっただけじゃないの? | |
橙 | えっ・・・・・・。 |
てゐ | いつかの新聞読んだけど、いつも猫たちにナメられてて、従わせるどころか反抗されっぱなしじゃん。 |
橙 | だ、だけど、出ていくなんて・・・・・・。 |
てゐ | ・・・・・・ふうん。ねえ、いい話があるんだけど。 |
あんた、猫たちを従わせたいんでしょう? それなら、私のセミナーを受けなさい。 | |
私の特別セミナーを受ければ、誰でも必ず、立派なリーダーになれるわよ! | |
橙 | 誰でも、必ず・・・・・・!? す、すごい! やる、やります! 特別セミナー! |
てゐ | それじゃ、部下となる猫たちを探しに行きましょ。講義は、道すがらしていくわ。 |
橙 | よーし! 立派なリーダーになって、みんなを従わせてみせるぞー! |
キャラ | セリフ |
---|---|
迷いの竹林 | |
てゐ | さて、まずは立派なリーダーがどんなものか見せてあげなくっちゃね。兎たち、集合ッ! |
兎の足音 | |
橙 | おわ!? 兎が一斉に集まってきて綺麗に整列した!? |
てゐ | そのまま前進、止まれ! 回れ右して宙返り! うんうん、今日も素晴らしいわね。よし、解散! |
兎の足音 | |
てゐ | ・・・・・・どう? これが、部下から信頼される立派なリーダーの姿よ。 |
橙 | す、すごい・・・・・・! どんな餌を使っているの? |
てゐ | 餌やご褒美で釣ってるわけじゃないわよ。これはね、私と部下との信頼関係がなせるわざ。 |
いいかい、化け猫。リーダーになるなら、猫たちから信頼を得なければならないのよ。 | |
橙 | し、信頼? |
てゐ | それには、3つの心得を実践しなければならないわ。その1、同じ目線で寄り添うこと。 |
その2、確かな実力を見せること。その3、自ら手本を示すこと。って感じね。 | |
橙 | うーん、よくわからないけど・・・・・・。でも、それができれば立派なリーダーになれるのか。 |
てゐ | そういうこと。まあ、私のセミナーを受ければ必ず・・・・・・、ん? |
小さな猫の鳴き声。てゐ・橙、耳を澄ませる | |
橙 | 弱々しい猫の鳴き声が聞こえる・・・・・・。もしかしたら、マヨヒガの猫かも!? |
橙・てゐ | (鳴き声を発した猫を探す) |
橙 | いた! やっぱり、うちにいた子だ! 見つかってよかった~。 |
マヨヒガの猫 | ふしゃー・・・・・・! |
橙 | あ、あれ? なんか、すごい警戒されてる。 |
てゐ | どうやら、ケガをしているみたいね。獣に襲われたのかな・・・・・・。 |
橙 | じゃ、さっさと手当を・・・・・・あ! 近寄ったら逃げられちゃった! |
てゐ | 不用意に近づかないの。こういう相手には、まず敵じゃないことを理解してもらわなきゃ。 |
こう、体を低くして、目線を合わせて・・・・・・。 | |
橙 | 目線を・・・・・・? あ、そっか! さっき言ってた心得ってやつね! |
てゐ | あん? |
橙 | よーし、さっそく・・・・・・。ほら、こっちにおいでー。マタタビあるよー。おもちゃもたくさん・・・・・・。 |
マヨヒガの猫 | ふしゃー! |
橙 | ダメだー! 同じ目線になってみても、威嚇されるよ! |
てゐ | そりゃ、高さだけ合わせたってダメだよ。 |
同じ目線で寄り添うってことはね、相手の考えを推し量るって意味なんだ。 | |
あの猫は今、何を考えているかしら。獣に追われてケガをした、あの子は・・・・・・。 | |
橙 | え? えーと、えーと・・・・・・。あっ! わかった! |
ねぇ、安心して! もう怖いことはないよ。リーダーである私が、守ってあげるからね! | |
マヨヒガの猫 | ・・・・・・にゃー。 |
てゐ | よかったわね。猫の方から近寄ってきてくれたじゃない。 |
橙 | へへ。なんか、リーダーとしてちょっと認めてもらえた気がする! |
てゐ | 怖い思いをした猫に、あんしんを保証する・・・・・・。なかなかいい着眼点ね。及第点をあげる。 |
この調子で私のセミナーを受講すれば、必ず立派なリーダーになれるわよ! | |
橙 | うん! 頑張るぞ~! |
森の中 | |
橙 | うーん・・・・・・。うちの子たち、なかなか見つからないねー。 |
てゐ | 竹林には、もういなかったし、どこにいるのやら・・・・・・。 |
??? | ひいぃぃぃ~っ!! 猫が、猫が~~っ!! |
橙 | 猫? ・・・・・・行ってみよう! |
キャラ | セリフ |
---|---|
里のはずれ | |
針妙丸 | うわ~ん! 追いかけてこないでー! |
マヨヒガ | ぶみゃー! |
針妙丸 | 大きいし速いし、こわいよー! |
てゐ | ・・・・・・あらまあ。小人が、猫に追いかけられてるわ。 |
橙 | あ、たのしそー。小さいやつがちょこまか動いてると、狩りたくなるのよねー。 |
・・・・・・あれ? あの子、マヨヒガの猫だ。す、すぐに捕まえよう! | |
針妙丸 | ありがと、助かったよ・・・・・・。 |
橙 | いいよー。私たちも、この子に用があったしね。 |
てゐ | それにしても、なんでこのデカ猫に追いかけられていたの? しっぽでも踏んだ。 |
針妙丸 | 踏んでないよ! ・・・・・・よそ見してたらちょっと蹴っ飛ばしちゃっただけ。 |
それより、あんたたちはそのでっかい猫になんの用があるの? | |
てゐ | ああ。今ね、マヨヒガの猫を探しているのよ。そこの化け猫に愛想尽かして全員逃げたらしくって。 |
橙 | リ、リボンの子だけは残ってたもん! |
てゐ | ついでに、こいつが猫たちの立派なリーダーになれるように、私が教えてやってるの。 |
針妙丸 | ふーん、大変そうだね。じゃあその猫は、これからマヨヒガに連れもど・・・・・・。 |
マヨヒガの猫 | (橙を引っ搔いて、腕から降りる) |
ぶみゃっ! | |
橙 | いたたっ! あ、暴れないでよー! |
てゐ | ありゃ。連れ戻されるのが嫌なのかしら。腕から逃げたわね。 |
針妙丸 | うわー、本当に愛想尽かされてるんだね。ずいぶん敵視されてるみたいじゃん |
橙 | あう。ど、どうしよう・・・・・・。この子、マヨヒガでボス猫ポジションなんだよね。 |
そんな子にここまで反抗されたんじゃ、猫たちのリーダーになんてなれないよー! | |
てゐ | ・・・・・・こういうやつを認めさせるには、やっぱり力を示すのが一番ねえ。 |
橙 | それって、前に言ってた心得その2? 信頼を得るためには実力を見せる・・・・・・だっけ。 |
てゐ | うん。だから、一対一の勝負をしましょ。ねえデカ猫、一度チャンスをちょうだいよ。 |
マヨヒガの猫 | ・・・・・・ぶにゃ。 |
てゐ | どうやら頷いてくれたみたいね。じゃあ・・・・・・、よし、勝負内容なこれだ! |
どちらが先に小人を捕まえられるか! 敗者は、勝者をリーダーとして認めること! | |
針妙丸 | ええっ!? |
橙 | よーし、絶対勝つ! |
針妙丸 | ちょっ・・・・・・! |
てゐ | 行くよー! ・・・・・・スタートッ!! |
針妙丸 | な、なんでだよ~~っ!! |
橙 | 絶対、捕まえてやる~! |
橙 | か・・・・・・、勝ったー! |
針妙丸 | こ、こわかった。でっかい猫と化け猫が猛スピードで・・・・・・。うぅ、しばらく夢に見そう。 |
マヨヒガの猫 | ぶみゃ、にゃー。 |
てゐ | よかったわね。この勝利で、デカ猫も少しは認めてくれたみたいじゃん。 |
橙 | やったー! これでまた一歩、立派なリーダーに近づいたよね! |
それじゃ、デカ猫。一度一緒にマヨヒガに・・・・・・。 | |
てゐ | ・・・・・・帰りたくないみたいで一歩下がったわね。どうしてなの? ・・・・・・ふむふむ、なるほど? |
『とっても大事な探し物があるので、まだ帰れないにゃー』だそうよ。 | |
針妙丸 | ホントかぁ? |
てゐ | ノリと勘だけど、だいたい合ってるでしょ。それで、どうやら他の猫たちと合流したいみたい。 |
橙 | 他の・・・・・・。マヨヒガの猫たちのことだよね・・・・・・。むむ、どこにいるんだろう。 |
針妙丸 | ・・・・・・あ、そういえば。さっき里を通りかかった時、なんかいつもより猫が多い気がしたよ。 |
橙 | それ、もしかして・・・・・・!? よし! じゃあ、さっそく里に出発だ! |
キャラ | セリフ |
---|---|
人間の里 | |
橙 | 確かに、いつもよりあちこち猫がうろついているような・・・・・・。 |
てゐ | う、うわっ。見て、あの家! 猫がたかってる!? |
橙 | しかも、あれマヨヒガの猫たちだ! なんでこんな・・・・・・。 |
女の子 | ぶええーん! こわいよー! |
針妙丸 | ちょ、ちょっと! あの猫だらけの家、屋根の上に人間の女の子がいるよ!? |
てゐ | おーい、そこの君! どうしてそんなところにいるのー? |
女の子 | ね、猫が・・・・・・。猫、こわくて・・・・・・! |
針妙丸 | あー、もしかして、猫が怖くて逃げてたら、いつの間にか屋根まで登っちゃって・・・・・・。 |
てゐ | 結構高さもあるし、屋根にも猫が来ちゃったし、身動きが取れなくなった・・・・・・ってとこかしら。 |
そうなると、助けてあげるにしても、まずはこの猫たちをどうにかしなくちゃいけないわね。 | |
橙 | それなら、私の出番だね! デカ猫にも認められた今の私なら、猫を従えられるはず! |
リーダーシップってやつを見せてやる! みんな! リーダーのところに集まれ~! | |
カラスの鳴き声 | |
針妙丸 | ・・・・・・一匹も来ないね。 |
橙 | なんでー!? |
こ、こうなったら、やっぱり物で釣るしかない! ちょうどマタタビあるから試して・・・・・・あっ!? | |
うわあああ~~!? こ、こけた拍子に、マタタビの粉が! | |
てゐ | ゲホッ、おい、なにバラまいてんのよ! これじゃ、猫たちが興奮して・・・・・・! |
マヨヒガの猫たち | にゃー! にゃーにゃー!! |
女の子 | ふええ~~ん! 猫が、あばれだしたぁ~~!! |
針妙丸 | ま、まあ。結果的にはよかったんじゃない? 屋根にいた猫が、ほとんど降りてくれ降りてくれたし |
てゐ | あと屋根に残っているのは、女の子と・・・・・・白い猫一匹だけか。 |
橙 | ・・・・・・あ。あの白猫、高い所が苦手だったような。 |
てゐ | ちょっと、どこ行くの? |
橙 | たぶん、自力じゃ降りられないよ。ちょっと、迎えに行ってくる! |
(身軽さを活かして家に登る) | |
よ、っと。屋根の上、到着! 二人とも! 私が抱えておろしてあげるよ! | |
女の子 | (震えながら)・・・・・・や、やだ。こわい。猫もこわいけど、ここから降りるのも、もっと怖い・・・・・・! |
マヨヒガの猫 | みー・・・・・・。 |
橙 | ええっ、大丈夫だよ! ちゃんと抱えるから! ほら・・・・・・、(困り果てて)どうしよう!? |
てゐ | 抱えて降りるのも嫌となると、やっぱりどうにか自分で飛び降りてもらうしかないよね。 |
こういう時は・・・・・・、そうね。化け猫。まずは、あんたが飛んでみせるのよ! | |
針妙丸 | え? でも、そうしたら女の子たちが置いてけぼりになっちゃうじゃない。 |
てゐ | 怖がって動けなくなってるやつを無理に動かそうとしても、ケガするだけよ。 |
だったら、まずはお手本を見せて、後からついてきてもらった方がいいわ。 | |
橙 | そっか、お手本を見せる・・・・・・。リーダーの心得その3でも、そんなこと言ってた! |
針妙丸 | 待って。猫は。猫はともかく、人間の子供が屋根から飛んだら、怪我するよ! |
私たち小さいから受け止められないと思うし、何か用意しないと・・・・・・! | |
てゐ | 大丈夫、毛玉ならいっぱいあるわ。小さいままじゃ潰れるけど、大きくなれば・・・・・・! |
針妙丸 | 毛玉を大きく・・・・・・? ああ、なるほど! そういうことなら、任せておいて! |
橙 | よーし。それじゃあお手本として先に飛ぶよ! 女の子と白猫は、後からついてきて! |
いくぞ~・・・・・・、それーっ! | |
マヨヒガの猫 | ・・・・・み。みゃーうっ! |
女の子 | あ・・・・・・。わ、わたしも! ・・・・・・それっ! |
針妙丸 | きた! それじゃ、この小槌で・・・・・・、大きくなあれ、猫たち! |
マヨヒガの猫たち | にゃあああ~・・・・・・! |
橙 | わぷっ!? なんか、もふもふの上に落ちた! これ・・・・・・、巨大な猫!? |
女の子 | ・・・・・・あはっ、あはは! おっきい猫、へんなの! もふもふ、ふかふか、たのしーい! |
針妙丸 | ・・・・・・ふー。なんとかなったね。みんなケガもなさそうでよかったよ。 |
てゐ | 協力してくれた猫たちと、橙、あんたのおかげね。・・・・・・ふふ。リーダーらしくなってきたじゃない。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
人間の里 | |
女の子 | たすけてくれて、ありがとう! じゃあねー! |
橙・針妙丸 | (手を振る) |
針妙丸 | さよならー。・・・・・・ふふふ。あの子、すっかり猫好きになってたね。 |
橙 | 助けられてよかったよー。それに、こっっちの用事もちょうど終わったし! |
てゐ | まさか、いなくなったマヨヒガの猫たちの残りが、みーんな、この家に集まってたなんてねぇ。 |
橙 | うんうん。一か所で全員見つかるなんて、さすがに思ってもみなかっ・・・・・・ |
(急ぎ早に駆けていく人にぶつかる) | |
わっ!? ごめん、誰かぶつかった!? | |
てゐ | もう行っちゃたよ。人間の女の子だったわ。ずいぶん慌ててるみたいだったけど・・・・・・。 |
マヨヒガの猫たち | ・・・・・・にゃー。にゃー。にゃあああああああッ!! |
てゐ | な、なに!? マヨヒガの猫が・・・・・・さっきの猫を追いかけていく!? |
橙 | そんな!? ま、また猫たちがいなくなっちゃた・・・・・・。 |
てゐ | この子たちは残っているけどね。 |
リボンの猫 | にゃーん。 |
てゐの猫 | にゃー。 |
針妙丸 | どうしたんだろうね。なんで、あの女の人を・・・・・・? |
橙 | ・・・・・・とにかく、探さなくちゃ! 猫たちも、あの人間も! |
橙・てゐ・針妙丸 | (女の子と猫を追いかける) |
てゐ | (魔法の森にて)あ、一匹発見! ・・・・・・でも、あの人間の女はいないわね。 |
橙 | (地底にて)万が一・・・・・・と思って、猫いるじゃん! もー、地底に来るなんてあぶないよー! |
針妙丸 | (輝針城にて)ここはハズレか。まあ、普通の人間や猫は、こんな所には来ないよねえ。 |
橙・てゐ・針妙丸 | (霧の湖にて)あっちこっち探して、猫はほとんど見つかったけど・・・・・・。 |
マヨヒガの猫たち | にゃーにゃー。 |
てゐ | でも、あの女の人は見失っちゃたみたい。あれだけ幻想郷を見て回ったのに・・・・・・。 |
針妙丸 | でもさ。マヨヒガの猫と、あの女の人。何の関係があるんだろう。 |
てゐ | うーん・・・・・・。実はね、ちらっと見えたんだけど、あの人、どうも子猫を抱えてたっぽいのよね。 |
針妙丸 | 子猫を抱えた人を、猫たちが追いかける? ・・・・・・ちょっと待って、それ、もしかして・・・・・・! |
橙 | あの人がマヨヒガから子猫をさらったから、みんなが、取り返そうと追いかけてる・・・・・・!? |
てゐ | いや、まあ。わかんないよ? わかんないけどさー。 |
橙 | でもそういえば、博麗の巫女も言ってた。最近誰かがマヨヒガに行ったらしいって。 |
針妙丸 | じゃあ子猫は、その時さらわれたのかな。それで、猫たちが子猫を追って外へ出た、と。 |
橙 | やっぱり、猫誘拐事件だったんだ。でも、私はその時いなかった・・・・・・。 |
(落ち込んでうつむく) | |
大変なときにいなくて何もしてくれないやつなんて、そんなの、愛想尽かされて当然だね・・・・・・。 | |
てゐ | ・・・・・・過ぎたことを言っても、しょうがないって。 |
あの時なにもできなかったのなら、今やればいい。信頼される立派なリーダーになるんでしょ。 | |
橙 | うん・・・・・・。 |
てゐ | そのために3つの心得を実践して、少しづつ猫たちから認めてもらってきたじゃない。 |
だから、大丈夫。あんたが頑張れば、きっと猫たちには伝わるよ。 | |
橙 | (明るさを取り戻して)・・・・・・うん! |
よーし。まずは残りの猫を探して、それから、絶対に子猫を取り戻すぞー! | |
てゐ・針妙丸 | (腕を掲げて)おー! |
橙 | ・・・・・・でも、あれ? マヨヒガの猫の中に、子猫なんていたっけ。 |
針妙丸 | お! 参道でうろうろしてる猫発見! これが、最後の一匹か。 |
橙 | それじゃ、今度は子猫と女の子探しだね。・・・・・・ん? |
マヨヒガの猫 | にゃーにゃー。 |
橙 | なんか・・・・・・この猫、こっちに来いって言ってるような。 |
てゐ | ホントだ。どうやら神社に向かうみたいね。 |
橙 | 子猫を探すにも手がかりないし、ちょっと、ついていってみようか。 |
マヨヒガの猫 | にゃーん。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
博麗神社 | |
霊夢 | さて・・・・・・。この子猫、どうしたものかね。 |
橙 | あーっ!? もしかして、その子猫は! |
マヨヒガの猫たち | にゃん! にゃーん! |
てゐ | ・・・・・・なるほどね。あれが、私たちが探している子であってるみたいよ |
霊夢 | は? なに、何の話? |
針妙丸 | でも、なんで霊夢が? あの女の人は・・・・・・。 |
橙 | それよりまずは、子猫だよ! 博麗の巫女! 私たちの仲間を帰してもらうぞ! |
霊夢 | ちょ、ちょっと。別にこの子は・・・・・・。 |
橙 | いくよ! 仲間を助けるため・・・・・・みんなで、あいつをぶっ飛ばすんだ―! |
マヨヒガの猫たち | にゃあああああ!! (霊夢に襲い掛かる) |
霊夢 | 待て、待ちなさい! 話を・・・・・・、きゃああっ!? |
橙 | やったー! ついに子猫を取り取り返したぞ!! |
マヨヒガの猫たち | にゃああ~~~!! |
霊夢 | こ、この・・・・・・。 |
話を、聞けえっ!! | |
(怒りをこめて橙を殴る) | |
橙 | あだっ! な、なんで殴るのよー! |
霊夢 | あんたが勝手に暴走するからでしょ! ひとまず、私の話を聞け! |
橙 | は、はい・・・・・・。 |
霊夢 | その子猫だけど。私は、預かっただけよ。大勢の猫に追われた女性からね。 |
その人、最近その子猫と散歩してたら、うっかりマヨヒガに行っちゃたみたいで・・・・・・ | |
それからというもの、どこに行っても猫が現れて、自分をじっと見てくるようになったんだって。 | |
針妙丸 | わー・・・・・・。監視されてるみたいで、それは、さすがにちょっと不気味かも。 |
霊夢 | ええ。あの人、すっかり参っちゃってね。なんとかしてくれって、私に頼んできたの。 |
飼い猫である子猫を私に預けて、今は向こうで休んでるわ。 | |
てゐ | ふーん。・・・・・・というか、その子猫、その人の飼い猫だったのね。 |
霊夢 | うん。名前はぜんざいちゃん。 |
橙 | ま、待って。つまり、子猫はさらわれてなくて。女の人も犯人じゃなくて・・・・・・? |
じゃあ、なんでマヨヒガの猫たちは子猫を追いかけてたんだ? | |
リボンの猫 | ・・・・・・にゃー。 |
橙 | ん、なに? 首のリボンを取れって? はいはい・・・・・・。あれ、リボンになんか縫ってある。 |
善哉。・・・・・・ぜんざい!? | |
てゐ | ・・・・・・もしかして、その人がマヨヒガに行った時、そのリボンを落としてきちゃったのかしら。 |
針妙丸 | じゃあ猫たちが追いかけていた理由は、これを、子猫に返すため・・・・・・!? |
霊夢 | よかったわねー、ぜんざいちゃん。リボン、よく似合ってるわよ。 |
橙 | 誘拐でもなんでもなかった。私がしてきたことって、いったい・・・・・・。 |
てゐ | そう落ち込むことないんじゃない? 猫たちの目的は達成できたわけだし。それに・・・・・・ |
マヨヒガの猫 | にゃー。なーう。 |
てゐ | ここまで頑張ってきたあんたのこと、みんな認めてくれてるみたいよ? |
橙 | み、みんな・・・・・・! |
てゐ | あんたはもう、猫たちの立派なリーダー。しっかり、みんなを導いてやんなさい! |
橙 | はいっ! ありがとうございましたーっ!! |
キャラ | セリフ |
---|---|
山奥のマヨヒガ | |
橙 | 朝礼始めるよ! 整列して・・・・・・、よし。おはようございまーす! |
マヨヒガの猫たち | にゃー! |
てゐ | どんなもんかと見に来てみれば、なかなか手綱を握っているようじゃないか。 |
橙 | そうなのよ! みんな、私の言うことを聞いてくれるようになったんだ! 見てて・・・・・・。 |
そこの三匹! くるっと回って大きく伸び! | |
続いて、後ろの二匹! 交差するように後方宙返り! | |
てゐ | おお、すごい。息もぴったり揃ってる! |
橙 | でしょでしょ。なんだって、私は立派なリーダーだからね! |
もう猫たちが命令を聞かずにはしゃぐことも、私よりあんたに懐くこともないよ! | |
てゐ | ほうほう、すごいじゃないか。そいつを聞けて何よりだ・・・・・・。 |
それなら、これを使っても大丈夫だよね! | |
橙 | え? |
てゐ | ほーら、マタタビまみれの化け猫におなり~! |
橙 | ぶわっ!? ま、待って、それは・・・・・・! |
マヨヒガの猫たち | にゃあああああっ!! |
橙 | ぐええええっ! つ、つぶれるうううう!! |
てゐ | あっはっはっは! 猫が! 猫に! 下敷きにされてる! |
いやー、物に負けるよぷじゃリーダーと言っても、まだまだだねえ! | |
橙 | こ、こんなのズルだぞ! みんな、どいてよ! くっそぉ、マタタビのせいで力が入らない! |
てゐ | ねえ、そういえば、あの時のリボンの猫ってどこに行ったの? 見当たらないけど。 |
橙 | その話、今かなあ!? あの子なら、最近どこかをうろついているみたい・・・・・・ぐえっ! |
てゐ | ぷっ! 顔踏まれてる! |
立派な姿もいいけどさ、あんたには、こういうのが似合うわね! | |
橙 | こ、このっ・・・・・・! |
ちくしょー! いつか絶対、マタタビにも負けない真のリーダーになってやるんだからー! | |
玄武の沢 | |
リボンの猫 | ・・・・・・にゃーお。 |
??? | ・・・・・・ふぅ。なんとか、目途が立ってよかったわ。 |
藍が式神を憑けた猫を、橙が連れて幻想郷を巡り・・・・・・、データを集めてくれた。 | |
おかげで・・・・・・、ようやく。ようやくよ。あの境界にスキマを開く方法が、見つかったわ。 | |
これで私も、あちらに行ける。もちろん、失敗する確率も大きいけれど・・・・・・。 | |
他にもう手はないわ。なんとか乗り込んで、あの女の野望をうち砕いてやりましょう。 | |
これが、最初で最後のチャンスね。さあ、始めるわ・・・・・・! | |
・・・・・・なっ、攻撃!? こんなに早く!? まさかあの女、ずっと気づいて・・・・・・! | |
くっ・・・・・・、ダメ。このままでは、砕ける・・・・・・! | |
・・・藍。あのこと、くれぐれも頼んだわよ・・・・・・。 |