月に叢雲華に風

楽曲基本情報

楽曲名 月に叢雲華に風
読み方 つきにむらくもはなにかぜ
サークル 幽閉サテライト
収録CD 千華繚乱
作詞 かませ虎
編曲 Iceon
ボーカル senya
原曲 ラストリモート
作曲 ZUN
Score シンビジウム
収録原作 東方地霊殿 〜Subterranean Animism.
追加日 リリース時から有り
演奏時間 2:16
BPM 160
属性 Em

※BPMは非公式数値です。独自調査のため違う可能性有り。

譜面情報

難易度 レベル ノーツ数
EASY 5 89
NORMAL 12 285
HARD 17 495
EXTRA 22 709
LUNATIC 25 902

達成報酬

スコア

スコア 報酬
D 0 御霊石×50
C 200000
B 580000
A 1020000
S 1160000

コンボ

コンボ数 報酬 個数
EASY 89 感情開花の石片 120
NORMAL 285 感情開花の結晶 80
HARD 495 感情開花の勾玉 40
EXTRA 709 感情開花の宝珠 10
LUNATIC 902 感情開花の宝珠 10

ボスゲージ

ダメージ数 報酬 個数
1 10000 こいしのピース 100
2 20000 200
3 30000 300
4 40000 400

Sランクを取れる総戦力の目安

難易度 通常クリア スペルブレイク
Easy 92600 101800
Normal 77000 81900
Hard 68400 72200
Extra 61500 66500
Lunatic 57700 59500

※スコアアップスキルなし・オートの場合
※スペルブレイク列は、ボスアタックパート終了までにスコアSに届く総戦力

楽曲詳細情報

 2011年12月30日、コミックマーケット81にてサークル「幽閉サテライト」から頒布されたアルバム「月に叢雲華に風」にて収録されたラストリモートが原曲の楽曲。サークル「満福神社」が創り上げる同人アニメ「幻想万華鏡」の「紅霧異変の章」におけるOP曲となっており、その人気っぷりも相まって今や東方を少しでも齧ろうものなら必ずこの曲に出会うであろうという程の知名度を誇っている。公式MVが2020年7月31日にYoutubeにて公開されたものの、既に再生回数が100万回再生を越えており(2021年7月現在)、未だ今楽曲の人気が色褪せていない様子が窺える。

 曲名「月に叢雲華に風」は日本の諺「月に叢雲花に風」から。月が叢雲(群がる雲)によってその姿が隠されたり、花びらが風によって散らされたりするように、世の中のよいもの・美しいものには邪魔が入りやすく長続きはしないという様子を表している。なお、曲名の「はな」は「花」ではなく「華」なのでお間違えのないよう。

 1番では恋の始まり、2番では2人だけの時間。一途な片想いから生まれる感情を、ラストリモートを原曲とした曲に乗せて歌う本楽曲。ネガティブなイメージを持つ曲名に対して、歌詞では片想いを割とポジティブに捉えている。「盲目消えた安らぎ」、「久遠の揺蕩い」と、古明地こいしをイメージした歌詞がところどころに散りばめられており、それらの言葉が恋愛に対するちょっとした畏怖を匂わせながらも、最終的には芽生えた気持ちを大切に守り、相手が振り向いてくれるその時まで永遠と待ち続けるという誓いで本楽曲は終わる。
 なお、地霊殿EXの中ボス枠は早苗なのだからラストリモートは早苗の曲だろという意見はここでは受け付けません。

 音楽ゲームにおいては、東方アレンジが収録されている大体のアーケード筐体に収録されており、機種によっては前述のOPムービーが流れることもある(例: maimai)。初心者向けの譜面として設定されている機種が多いため、ACデビューする際はこの曲から触れ始めるのはいかがだろうか。

                   

 公式MVはこちら:https://www.youtube.com/watch?v=skCiZ9IJmZY
 ニコニコ版:https://www.nicovideo.jp/watch/sm39213120

攻略情報

コナミのSOUND VOLTEXに収録されているものと同じ曲構成である。

EXTRA

LUNATIC

概要
 8分主体のクセない譜面が終止続く。Lunatic入門にふさわしい譜面構成となっており、難易度25以上に始めて挑戦する場合はまずこの楽曲から手を付け、これからの高難度譜面に慣れていくのがおすすめ。

 譜面構成としては

片手8分処理主体(サビ~前奏)→休憩(Aメロ)→16分トリル(Bメロ突入)→ファジー拘束+片手8分処理(サビ突入)→歌詞合わせ中心+ファジーラッシュ(サビ)→終わり

となっており、Lunaticの中では簡単な譜面ではあるものの場面によって様々な譜面傾向が見られるので、自分がどういった譜面が苦手なのかが分かりやすい。本曲を何度もやって苦手を無くすことが上達への一歩に繋がるのではなかろうか。ここではLunaticに始めて挑戦する程度の実力の方向けの攻略を記していく。


サビ~前奏

 まずは小手調べの片手8分。これくらいの速度の片手処理はLunaticでは日常茶飯事なのでできるようにしておこう。画像右の赤丸で囲んだノーツが絶妙な位置に配置されているので、左右どちらの指が良いか迷ってしまう場合は予め右指ファジーとして取るか、左指タップとして取るか決めておくと吉。
 しかし、今後、様々なLUNATICに挑戦したい人はここのファジーをタップ処理した方が無難ではある。
全てのファジーをスライド処理でとるのは無謀である。ここで、ある程度どこのファジーをタップで、どこのファジーをスライドで処理をするかの見極めは重要になってくるので練習しておこう。



 ファジー階段を抜けたら前奏スタート。今度はスライド拘束の片手8分処理。こちらはスライドの終点をしっかり離さないといけないので注意。タップの方が追いつかないという人は、スライドは視界の端でぼんやりと捉え、タップの方に視線を集中すると上手く行くかも。8分のリズムとレーンの位置は正確に。拘束される指は右、左と頻繁に切り替わるので焦らないようにしよう。



 前奏終わりに連続8分同時押し。迫力はあるが、無駄な力を入れずに1つ1つ丁寧に処理していきたい。曲やファジーアクセントに合わせて
3・3・3・2・1・1→単タップ・1→単タップ
と打数を分けて意識すると分かりやすい。単体のタップはど真ん中のレーンにあるため、右指で取るのか左指で取るのか決めておこう。

(青がタップ、赤がファジー)


Aメロ
 Aメロに入れば暫く休憩。ごゆっくりどうぞ。


 Aメロ終了時に右指始動のトリルが襲い掛かってくる。
 まずは一番左のレーンから4ノーツ毎に1つずつレーンが右へズレていき、4回繰り返したところで折り返し。折り返した後は8→4→4打の塊で左へ移動していき、そのまま速度を落とさずにBメロへ突入という流れ。
 BPM160の16分と、それほど速くないので落ち着いて。儚きもの人間[EX23、BPM180]や下克上々[EX24、BPM164]のトリルよりも遅い。焦ると早入りや、連打の加速が発生してしまってズレてしまうかも。しっかりレーンを見て合わせながら右指で表拍のリズムを刻むことを意識。右指のテンポさえ狂わなければ自然に左指もそれに従ってくれるはず。
  
(左画像が正式な譜面。青がタップ、赤がファジー。右画像の黄色のノーツを基準に4つ毎の塊を意識し、レーンやテンポをズラさずに叩けるとベスト)


Bメロ

 Bメロ最後に右手ファジー拘束の混フレが襲い掛かってくる。見た目は派手だが、右指はあくまでファジーしかないので左指部分だけ見ればOK。とりあえず左指のリズムだけ覚えて意識しましょう。

 こう見ると結構単純なのが分かる。青がタップ、赤がファジー。右指は第4~7レーンを波打つように動かし、左指は8分間隔でタップすればOK。


サビ

 サビは基本歌詞合わせで難易度は低めなのだが、ファジーの二重螺旋配置が4回やってくるのでそこが鬼門か(ちなみにここは、原作リスペクトであり、記憶「DNAの瑕」の再現配置だと思われる)。
意識する箇所は左右の指が「最接近する箇所」と「一番離れる箇所」。そこさえ指を合わせてしまえば後は流れで繋がるはず。特に一番離れる点に向かう際は見た目よりも大きく指を動かしてみると通りやすい。こういったファジーラッシュでMISSが出る要因として挙げられることは指の動きが案外間に合っていなかったり、レーン移動量が足りてなかったりといったことなので、自分が思っているよりも大きく指を動かしてみるのがコツである。



 ファジーラッシュ地帯の譜面。画像左のパターンから順番にやって来る。1回目のみ、1セットあたり連続で2回、左右の指が衝突するようになっている。2~4回目は基本は同じ。接触点と、1・7レーン目を通るノーツを意識して外さないように。多少大袈裟に指を動かした方が通る可能性が高まる印象。


まとめ
 Lunaticの譜面の中では一番簡単な難易度帯に属しているが、同難易度帯の他譜面と比べて様々な技術が要求される。この曲を練習して高難度譜面に必要な技術を習得してきましょう。