二人の衣装が和服風にアレンジされている。こいしはキウイ目+紫サードアイで心綺楼の姿に。
こいしとこころの組み合わせは、心綺楼以降の黄昏作品にそれぞれひとつは必ず存在する黄昏作品ラスボス&裏主人公を務めた既存キャラの仲良しコンビまたはライバル関係の組み合わせのひとつ。心綺楼の話はこころが「希望の面」を失くしたことがきっかけで始まったものであり、その「希望の面」はこいしが拾って宝物にしていた。希望の面をこいしが自分のものとして保管していることを知ったこころはこいしを「我が宿敵」と呼びライバル視していた。しかしこころ(が妖怪化する前の姿、つまりお面)を作った張本人である神子が新しいアホ面希望の面を作ったことで今まで使っていた希望の面が要らなくなったためそれ以降はただ戦いを楽しむだけの仲になっている。その後の深秘録や憑依華、そしてそこから先の原作では、深秘録で生まれたコンビや憑依華で生まれたコンビ(原作では茨歌仙と剛欲異聞の入れ違いという形になっていて絡みはないがトリオも生まれた)と違い濃い絡みは特になかった。
黄昏ラスボスと特定の既存キャラ(黄昏自機)が明確に「ライバル関係」として描かれたこと、そしてそれが何度も強調されたことは非想天則までの黄昏作品ではほぼなかったことだったため、界隈では衝撃が走り当時こいしのカップリングではさとこいに並ぶ覇権カプとされ妹同士の組み合わせとして人気を得ていたこいフラを追い抜かす勢いでこのカップリングが流行することになった。こういった反響もあったためか、心綺楼以降の黄昏作品では黄昏ラスボスと特定の既存キャラがライバル関係になったり仲良しになったりする事は恒例になっている。
ちなみにこいここの影響で(わずかにだが)失速したこいフラのフラン側は、心綺楼から約8年が経過した2021年に発売された黄昏作品「東方剛欲異聞」にてライバルポジションのキャラが登場したことでそのキャラとの組み合わせが黄昏ラスボス&既存キャラコンビのひとつとして加わることになった。