ハコニワのスポットエピソード「輝針城」の会話です。
キャラ | セリフ |
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博麗神社 | |
(何かが軽快な音を立てて動き回る) | |
霊夢 | こらっ! お祓い棒のくせに、勝手に動くんじゃないわよ。言うこと聞いて! |
(誰かが歩いてくる) | |
魔理沙 | お、霊夢。お前の道具も動き出したんだな。これって、輝針城が復興したからか? |
霊夢 | ええ、そうらしいわ。空に現れた輝針城に、動き出す道具。間違いなく、再上映のようね。 |
魔理沙 | 前回の異変では、道具が動きだして、それと同時に妖怪たちも暴れだしたんだよな。 |
魔理沙 | 原因は、針妙丸の打ち出の小槌。 あいつと正邪を倒して、異変を終わらせたっけ。 |
霊夢 | そうだったわね、……って、お祓い棒! 飛び跳ねたりしないで、落ち着きなさいよ。 |
霊夢 | まったく、どうせ動くなら、私の代わりに異変を解決してくれないかしら。 |
魔理沙 | 異変と言えば、今回はさっそく、前と違うところがあるみたいだぜ。見ろよ。 |
霊夢 | これは……、道具たちが輝針城へ向かっている? どういうこと……? |
魔理沙 | さあな。でも前の異変では、道具たちは動くだけで、城へは行かなかった。 |
魔理沙 | 理由はわからないけど、気になるだろ? 輝針城へ行ってみる価値、あると思わないか? |
霊夢 | う〜ん、たしかにそうかもね。異変はさっさと終わらせたいし、それに……。 |
霊夢 | これだけお祓い棒が元気だと、扱いにくくて困るしね。行ってみましょ。 |
輝針城 | |
霊夢 | さ、早いとこユメミタマの核を見つけて、ちゃっちゃと浄化しないとね。 |
魔理沙 | ああ、そうだな。怪しいやつなら、前回この城にいた針妙丸と……、 |
正邪 | なんだ、お前たちは! 即刻、ここから立ち去れい! |
魔理沙 | おお、鬼人正邪! さっそくお出ましだな。 |
キャラ | セリフ |
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輝針城 | |
正邪 | 人間がここになんの用だ? この城は、我ら力弱き妖怪が下剋上を行うための拠点。 |
正邪 | お前たちのような人間に用はない。さっさと帰れ! |
霊夢 | どうやら、正邪の目的は前と同じみたいね。 下克上なんて、無理に決まっているのに……。 |
魔理沙 | おい、正邪! 幻想郷中の道具を無理やりここに集めたのは、お前だな? |
正邪 | その通り。だが、無理やりではない。道具たちは下克上を望み、自らの意思でここへ来たのだ。 |
正邪 | よほどひどい扱いを受けてきたらしくてな。ちょっと声を掛けただけで、仲間になったぞ? |
霊夢 | へえ。この再上映での正邪は、付喪神に目をつけたみたいね。前とちょっと違うわ。 |
魔理沙 | ま、やることは同じだろ。正邪をブッ倒して、野望を阻止する。んで、異変も解決だ。 |
正邪 | フフフ、それはどうかな? 野望は必ず実現する。反逆の意思を持った道具たちによってな……! |
正邪 | (その場を去る) |
魔理沙 | あっ、待て!……ってもう遅いか。 にしても、道具たちが正邪に味方するなんてな。 |
霊夢 | (魔理沙に近づく) |
霊夢 | よほどひどい扱いを、って言っていたわよね。道具に不満が溜まっていたってことかしら? |
魔理沙 | ま、私とこのミニ八卦路には関係ないよな。いつも大事にしてるし、不満なんてあるわけない! |
霊夢 | そうかしら? いつも雑に扱ってるじゃない。大事に、ってことなら私のお祓い棒の方が……、 |
(何かが軽快な音を立てて動き回る) | |
霊夢 | ……あら? どうしたの、お祓い棒。そんなに私から離れて……って、 |
霊夢 | えっ、ちょっと! どこに行くつもりよ! 待って、行かないで! お祓い棒〜っ!! |
魔理沙 | ありゃりゃ、見捨てられたな。お祓い棒にも、不満があったみたいだ。 |
霊夢 | そ、そんなわけないでしょっ! 不満なんてないはずよ、……たぶん。 |
霊夢 | 何かの間違いで、城の奥へ行ったのかも。待ってて、お祓い棒! |
魔理沙 | 何かの間違いって、どんな間違いだよ……。 ま、とにかく進んでみるか。 |
キャラ | セリフ |
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輝針城 | |
霊夢 | はぁ〜……、どうしてなの、お祓い棒。私たち、これまで上手くやってきたのに……。 |
魔理沙 | 珍しく落ち込んでるなぁ。 捨てられたのが、そんなにショックなのか? |
(横切る人影) | |
霊夢 | ん? 今、何か通った気が……。 |
アリス | あら、魔理沙に霊夢じゃない。あんたたちも、道具に襲われてるってわけ? |
魔理沙 | ん? いや、私たちは……。 |
(複数の衝撃……打撃音) | |
魔理沙 | のわあっ! なんだなんだ!? 人形たちが、急に襲って来たぞ。 |
アリス | そうなのよ。人形を追って城まで来たら、いきなり攻撃されちゃって。困っちゃうわよね。 |
霊夢 | 困っちゃうわよね、じゃないっ! 魔理沙、どうにかしてよ。私、武器ないし。 |
魔理沙 | ……ったく、しょうがないな。いいぜ、すぐに一掃してやる! |
(魔理沙の八卦路が火を吹く1)) | |
魔理沙 | へへっ。私とミニ八卦路に掛かれば、これくらい余裕だぜ! |
魔理沙 | おいアリス、これからは人形を大事にしろよ。ひどい扱いしてるから、見捨てられたんだろ。 |
アリス | 何よ、偉そうに。ひどい扱いって、突撃させたり、爆発させたりくらいのものよ。 |
アリス | ま、人形たちもおとなしくなったみたいだし、私は、先に帰るわね、それじゃ。 |
アリス | (魔理沙たちのもとを去っていく) |
魔理沙 | まったく、人騒がせなやつだぜ。 でも、私とミニ八卦路のおかげで無事解決だな。 |
霊夢 | 私だって、お祓い棒さえあれば……。いえ、先を急ぎましょう。 |
キャラ | セリフ |
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輝針城 | |
霊夢 | いいわよねぇ、魔理沙は、八卦路と一緒で。 私のお祓い棒は、どこかに行っちゃったのに……。 |
魔理沙 | まあまあ、いいじゃないか。異変を解決すれば、すぐに戻ってくるって。 |
霊夢 | そうだけど、私を見放したのは事実でしょ? 戻ってきても、なんか気まずくなりそうだわ。 |
(何かが飛んでくる) | |
魔理沙 | わっ! またなんか飛んで来たぞ! 今度は、いったいなんだ……? |
妖夢 | なんだ、誰が来たのかと思ったけれど、あなたたちだったのね。 |
霊夢 | 妖夢に咲夜じゃないの。どうしてここへ? |
魔理沙 | はは〜ん、わかったぞ。お前たちも道具に見捨てられたクチだろ? |
咲夜 | いえ、違うわ。私たちは、いつも道具を大事に扱っているもの。 |
咲夜 | ここに来たのは、そんな道具たちに協力するためよ。 |
魔理沙 | 道具たちに、協力……? |
妖夢 | この子たちは、不遇な仲間を助けようと、この城まで来た。私たちは、その持ち主でしょ。 |
妖夢 | 今まで尽くしてくれたお返しに、力を貸してあげようと思ったの。 |
魔理沙 | ふ〜ん。それで道具の下克上に協力してるってわけか。 |
霊夢 | でも、このまま放っておくことはできないわ。あんたたちには悪いけど、ここで止めてみせる。 |
妖夢 | そう言うけど、あなた、いつものお祓い棒は? ひょっとして、見捨てられたんじゃないの? |
咲夜 | 当然よね。きっと今まで、こき使うだけ使って、ろくに感謝もしていなかったんでしょう? |
霊夢 | う、うるさいわねっ! 話は終わりよ。まとめてブッ飛ばしてやるから! |
魔理沙 | 武器もないのに、どうするんだよ……。しょうがない、また私が頑張るか。 |
(妖夢と霊夢が睨み合う……) | |
(妖夢の剣撃が霊夢を掠める) | |
霊夢 | くっ……! 思ったより、ヤバイかも……。 |
妖夢 | ふっ、武器がなければ博麗の巫女も形無しね。すぐに終わらせてあげるから。 |
妖夢 | いくわよ、白楼剣、楼観剣! トドめを刺してあげましょう! |
霊夢 | ま、まずい……! |
(強い衝撃音) | |
妖夢 | うっ!? 急に、背中に衝撃が……。い、いったああ……! |
妖夢 | (その場に倒れる) |
霊夢 | なに? 妖夢が急に倒れちゃった……。魔理沙が援護してくれたのかしら? |
魔理沙 | なんだ霊夢、呼んだか? こっちは咲夜の相手で忙し……って、おお! |
魔理沙 | 武器なしで妖夢を倒すとは、やるじゃないか!それじゃ、私も負けてられないな。 |
魔理沙 | いくぞ八卦路、妖器「ダークスパーク」!! |
(魔理沙の八卦路が火を吹く) | |
咲夜 | くっ……。や、やるわね。私たちの負け…よ……。 |
咲夜 | (その場に倒れる) |
魔理沙 | ふぅー、間一髪だったな。 それじゃ、このまま進もうぜ。 |
霊夢 | あのとき妖夢を攻撃したのは、魔理沙じゃない。それなら、いったい誰が……? |
キャラ | セリフ |
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輝針城 | |
魔理沙 | また会ったな、正邪。ようやくここまで来れたぜ。 |
正邪 | やっぱり来たか、人間たちめ。さっさと立ち去ればいいものを……。 |
霊夢 | 来るに決まってるでしょ! 私のお祓い棒、とっとと返しなさいよ! |
正邪 | 人聞きが悪いな。道具がこちら側に付いたのは、お前の日頃の行いのせいで……、ん? |
正邪 | その道具は、まだ持ち主を見限っていないのか。どうだ? 今からでも我らの仲間にならないか? |
魔理沙 | 残念だったな。私のミニ八卦路は、お前の誘いなんかに、乗らないってよ。 |
正邪 | そうか、まあいいさ。こちらには、幻想郷中の道具がいるからな。 |
霊夢 | うっわ! なによ、この数。本当に幻想郷中から集まっているのね……。 |
魔理沙 | ホウキやら、バケツやら、椅子やら……、おい、賽銭箱まで来てるみたいだぞ。 |
正邪 | はっはっは、驚いたか! この道具たちと私が組めば、お前らなんか……。 |
魔理沙 | くらえっ、妖器「ダークスパーク」 |
(魔理沙の八卦路が火を吹く) | |
正邪 | うぎゃああーーー!! |
正邪 | く、くっそぉ……。卑怯だぞ、まだ話の途中だったのに。 |
正邪 | (その場に倒れる) |
魔理沙 | よし! ザコは倒したし、この道具たちを、お片付けしてやるか! |
(打撃音・打撃音・打撃音……八卦路発動!!) | |
魔理沙 | ふぅー、これで終わりか? 思ったよりも、楽に片付いたな。 |
霊夢 | 持ち主がいないせいかしらね。こたつが襲って来た時は、びっくりしたけど。 |
霊夢 | それにしても、あの道具たちの中に、お祓い棒はいなかったわ。いったいどこへ……。 |
霊夢 | ……って、あれ? あそこに見えるのは、ひょっとして、お祓い棒!? |
霊夢 | あっ、待ちなさい! 魔理沙、追いかけるわよ! |
霊夢 | (急いでお祓い棒を追いかける) |
魔理沙 | やれやれ。やっと感動のご対面……になるのかな? |
キャラ | セリフ |
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輝針城 本丸 | |
霊夢 | お祓い棒、この部屋へ入ったはずだけど……。 |
針妙丸 | あら、博麗神社の巫女じゃない。あの道具の大群をよく突破してきたわね。 |
魔理沙 | ここにいたんだな、少名針妙丸。あれ? その横にあるのって……。 |
霊夢 | わ、私のお祓い棒! なんで、あんたが持ってるのよ! |
針妙丸 | なんでって、この子は私の家来だもん。さっきここへ来て、私に忠誠を誓ってくれたの。 |
針妙丸 | よっぽど、こき使われてたのね。自由になれたことを、とても喜んでるみたい。 |
霊夢 | 忠誠って……、本当に私を裏切ったの?こき使ってたなんて、そんな……。 |
針妙丸 | あらら、今さら言い訳するつもり? 強い人は、これだから嫌なのよねえ。 |
針妙丸 | さあ、お祓い棒、やっちゃいなさい! 今こそ、恨みを晴らすときよ! |
霊夢 | ま、まずいっ……! |
(激しく繰り返される打撃音) | |
針妙丸 | いったああーーい! |
(なおも打撃を繰り返すお祓い棒2)) | |
針妙丸 | や、やめてよぉ〜! いた、いたた! 痛いって、何すんのっ! |
魔理沙 | ど、どうなってるんだ? お祓い棒は、針妙丸に味方してたんじゃなかったのか? |
針妙丸 | おまえー、まさか、騙したのか!私に近づくために、ウソの忠誠を誓って……。 |
針妙丸 | 今の今まで、ずっと隙を狙ってたんだな! 私を……、下克上の大元を、倒すために……! |
霊夢 | お祓い棒……! そうだったの……!? |
針妙丸 | ち、ちくしょー! でも、こっちにはまだ奥の手があるもんね。 |
針妙丸 | (霊夢たちから逃げる) |
霊夢 | あっ、外へ逃げた。 待ちなさい、絶対逃がすもんですか! |
霊夢・魔理沙 | (針妙丸を追いかけ、外に向かう) |
霊夢・魔理沙 | (外に出る) |
魔理沙 | こんな空の上で、どうしようっていうんだ? ていうか、針妙丸はどこに……って、うわぁっ! |
魔理沙 | し、針妙丸が、でっかくなってる!? |
針妙丸 | ふふふ、驚いたかしら。打ち出の小槌を使えば、こんなことだって、できちゃうんだから! |
霊夢 | まさか巨大化するなんて……。参ったわね……、こう大きいと戦いづらそう。 |
魔理沙 | ああ、でもやるしかないみたいだ。 くらえっ、妖器「ダークスパーク」! |
(魔理沙の八卦路が火を吹く) | |
(周りの空気が揺れる) | |
針妙丸 | ぜーんぜん、効かないよ。今度は、こっちからいくね。せーのっ! |
(激しい衝撃音) | |
霊夢・魔理沙 | (針妙丸からの攻撃を躱す) |
魔理沙 | うわ、あぶないっ! この調子じゃ全然、歯が立たないぞ。 |
霊夢・魔理沙 | (お互い距離を寄せる) |
霊夢 | くっ、いったいどうすれば……。 |
(小槌の効果が発動する!!) | |
魔理沙 | うわっ! お祓い棒まで、でっかくなったぞ! |
霊夢 | まさか、あの針妙丸と戦うつもり? や、やめなさい! 早くこっちに戻っ……、 |
針妙丸 | わはははー! 頑張ってるようだけど、効かないもんねー! |
霊夢 | ああ、やっぱり押されてる……。言わんこっちゃないんだから。 |
(小槌の効果が切れる!!) | |
魔理沙 | おい、見ろよ。お祓い棒が縮んでるぞ! 打ち出の小槌の魔力が尽きてきたんじゃ……。 |
霊夢 | お祓い棒、戻りなさいってば! そんなに私の言うことが聞けないの!? |
魔理沙 | ……ん? 見間違いか……? いや、やっぱりそうだ! 針妙丸も縮んでる! |
(小槌の効果が切れる!!) | |
針妙丸 | ええー!? どうして縮んじゃうのよー! もしかして、私も魔力切れ!? |
霊夢 | そうか、そういうことだったのね。あなた、最初からこれを狙って……。 |
霊夢 | ……ありがとう、お祓い棒。一緒に、この異変を終わらせましょ。 |
針妙丸 | もうっ! 縮んだって、負けるわけにはいかないんだからっ! |
針妙丸 | (構える) |
キャラ | セリフ |
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輝針城 本丸 | |
(再上映異変 解決!!) | |
魔理沙 | 今回も、無事に解決したみたいだな。 私のミニ八卦路も、もう動かなくなったし。 |
霊夢 | 私のお祓い棒もよ。 やっと戻ってきたわ。 ……って、あれ? こんな傷あったかしら? |
魔理沙 | これは……、刀傷かな? |
霊夢 | 刀傷……、そういえば、妖夢たちと戦っていた時、何かが見えたのよね。 |
霊夢 | それが、私の代わりに妖夢を倒してくれて……。ひょっとして、あれ、お祓い棒!? |
魔理沙 | お祓い棒が、霊夢を助けたってことか? 離れてたのに、どうして……? |
魔理沙 | そもそも、なんで単独で動いてたんだろうな。針妙丸を倒すなら、霊夢と一緒でよかったのに。 |
霊夢 | たしかに、そうよね。どうせ動くんなら、ミニ八卦路みたいに、私に協力して……ん? |
(回想 開始) | |
霊夢 | どうせ動くんなら、私の代わりに異変を解決してくれないかしら。 |
(回想 終了) | |
霊夢 | まさか、お祓い棒……。あの時の言葉を聞いて……? |
霊夢 | ……ふふ、バカなんだから。あんなの、冗談で言っただけなのに。 |
霊夢 | 本当にご苦労様。私のために、あそこまで頑張ってくれたなんて、ありがとうね。 |
魔理沙 | よくわかんないけど、相思相愛だったってわけだな。 |
針妙丸 | あれ、ここは? ……輝針城? |
魔理沙 | やっと気を取り戻したか。お前らのせいで、こっちは本当に……。 |
針妙丸 | え、なんのことかしら? 実は、何も覚えてなくて……。 |
霊夢 | 大変だったのよ。でも、許してあげるわ。その代わりに、ちょおーっと我慢してね。 |
霊夢 | (魔理沙の前に出て、針妙丸に詰め寄る) |
針妙丸 | え、何するつもり? どうしてその棒をこっちへ向けるの? |
霊夢 | (さらに針妙丸に詰め寄る) |
針妙丸 | や、やめて、こっちへ来ないで。わあああーー!! |
針妙丸 | (全力で逃げる) |
霊夢 | 待ちなさい! 覚えてなくても、こっちの気が収まらないのよっ! |
霊夢 | (全力で追いかける) |
魔理沙 | さっそく、お祓い棒で憂さ晴らしか。やれやれ、もっと大事に扱ってやれよ……。 |