~~NOTOC~~ ====== スポットエピソード:永遠亭 ====== ハコニワのスポットエピソード「永遠亭」の会話です。 {{INLINETOC}} ===== 永遠亭 ===== ====欠けた月と素い幡==== ^ キャラ ^ セリフ ^ ^ 永遠亭 || | (満月が昇っている) || ^魔理沙  |あれ? 月がひとつしかないぞ? 彷徨月の方がない。| ^霊夢   |再上映の影響が、空にまで及んでいるのかもね。ほら、ここで起きた異変といえば……。| ^魔理沙  |終わらない夜と、欠けた月……か。| ^魔理沙  |まあ、たしかに月が二つあったら、あの時の再現にはならないもんな!| ^霊夢   |終わらない夜、そんなこともあったわねぇ……。| ^魔理沙  |霊夢と紫が異変の原因かと思って、竹林で戦ったな! お前ら手加減もせずに。| ^霊夢   |そんなことあったっけ? 金髪の不審者に絡まれたことなら覚えているけど。| ^魔理沙  |バッチリ覚えてるじゃんか! 誰が不審者だ!| ^魔理沙  |本当は月が偽物とすり替えられていた異変だった。異変を起こした犯人は、永琳だったよな。| ^霊夢   |そう。輝夜を月の使者から隠すために、永琳はそんな大掛かりなことをやったけど……。| ^魔理沙  |幻想郷には結界があるから、どのみち月の使者は来られなかったんだよな。| ^魔理沙  |永琳の取り越し苦労だったってわけだ!| ^霊夢   |そーね。今回は二回目だから、あっさり終わってくれたらいいけど……。| ^魔理沙  |早く永遠亭に入ろうぜ! おじゃましまーす!| ^魔理沙  || (永遠亭に入っていく) | ^霊夢   |なんでそう、元気なんだか……。| |                                           || ^魔理沙  |長い廊下だなぁ。前と同じなら、ここらへんで一匹目の兎が襲ってきて……。| | (誰かの足音が近づいてくる) || ^魔理沙  |お! 噂をすれば! 一匹目の兎、因幡てゐ!| ^てゐ   |あんたたちみたいな侵入者を、この先へ通す訳にはいかないのよ。| ^魔理沙  |おー! おっかないねぇ。侵入者退治に、兎まで駆り出されるとはな。| ^霊夢   |ほんと。鈴仙や輝夜を守るためとはいえ、厳重にしているのねぇ……。| ^てゐ   |私は、この先へ誰も通すなと言われてる。私を倒さないと、先へは進めないから!| ^魔理沙  |とかいって、永琳に命令されてるだけだろ?契約とはいえ、よくやるよなぁ。| ^てゐ   |なんで、そんなこと知ってんのよ! 怪しい奴め、すぐにぶっ潰してやるわ!| | (交戦中……激しい打撃音) || ^てゐ   |く、くそぅ……。| ^てゐ   | (その場に倒れる) | ^魔理沙  |ふぅー。威勢はよかったけど、やっぱり大したことなかったな!| ^霊夢   |さっさと、次に行きましょ。| ====幻朧の瞳==== ^ キャラ ^ セリフ ^ ^ 永遠亭 永い廊下 || ^魔理沙  |もう少し行けば、次は二匹目の兎だな!| ^魔理沙  |さっきのてゐと違って、鈴仙は月の兎だったか。てゐよりは手強いかもな。| ^霊夢   |また、あの変な能力を使われるのかしら。気持ち悪いから、勘弁してほしいわ……。| | (誰かの足音が近づいてくる) || | (鈴仙登場!!) || ^魔理沙  |おー! やっぱり、現れた!| ^鈴仙   |あんたたち、地上の人間ね。厄介なのが入ってきちゃったわ。| ^鈴仙   |師匠に言われた手前、誰にも姫を連れ出させたりしない!| ^霊夢   |あ〜はいはい。悪いけど私たち、姫に用はないのよ。| ^魔理沙  |もしも輝夜が再上映の核だってんなら、ブッ倒すしかないかもだけどな!| ^鈴仙   |姫を倒すだと!? そんなことは私が絶対にさせない!!| ^鈴仙   | (能力発動!!) | ^霊夢   |やっぱり使ってきたわね、鈴仙の、波長を狂わせる能力……。| ^魔理沙  |幻覚が見えてホント鬱陶しいんだよな。これだけは、わかってても避けられないし……。| ^魔理沙  |でもま、この私に同じ手は通用しないぜ!とっとと倒して次へ行こう!| |                                           || ^霊夢   |さすがに一度は倒しているからか、なんてことなかったわね。| ^魔理沙  |だな!それにしても鈴仙のやつ、前より本気で向かってきていなかったか?| ^魔理沙  |師匠に言われたからって、ただの人間に、あそこまでやるかよ……。| ^霊夢   |それだけ永琳が慕われているからってことね。美しい師弟愛ですこと。| ^霊夢   |まあ、姫である輝夜を護りたいから、ってことも大きいでしょうけど……。| ^魔理沙  |輝夜か……。その前に永琳がいるな。よーし! 先を急ごうぜ!!| ====千年永遠亭==== ^ キャラ ^ セリフ ^ ^ 永遠亭 永い廊下 || ^魔理沙  |しっかし、永遠亭のやつらは本当に輝夜が大事らしいな。| ^魔理沙  |前回もそうだったけど、輝夜を護るために刺客を置いたり、厳重に封印をしたり。| ^霊夢   |本当に過保護よね。まるで家族みたい。ま、仲の良い証拠なんでしょうけど。| ^魔理沙  |家族を匿うために、月をすり替えるってどんな家族なんだよ……。| ^魔理沙  |そろそろ、その月をすり替えたその過保護な犯人が現れるはずだな。| ^魔理沙  |お! 噂をすれば、お出ましだ!| | (誰かの足音が近づいてくる) || | (永琳登場!!) || ^永琳   |ウドンゲを突破してきたの? 私の弟子を倒すとは、なかなかやるようね。| ^霊夢   |そっちこそ、月の使者から姫を隠すために、月をすり替えるなんて、よくやるわね。| ^魔理沙  |ほんと迷惑な奴だよ、そんなことしたって、使者なんか来るわけねーのに。| ^永琳   |何を言ってるの? 月の使者なら、もういるじゃない?| ^霊夢・魔理沙|……は?| ^永琳   |貴方たちが月の使者でしょう?| ^霊夢   |え? い、いや、違うけど……?| ^永琳   |違う? それは嘘ね。このところ、永遠亭を嗅ぎ回っていたくせに。| ^永琳   |私が気付いていないとでも思ったのかしら。| ^魔理沙  |お、おい! なんか前と様子が違うぞ! 月の使者? 永遠亭を嗅ぎ回っている?| ^魔理沙  |まさか、この再上映だと、月の使者が本当に来ているってことなのか!?| ^霊夢   |再上映って、起きる異変は同じだけど、毎回、何かがちょっと変わっているのよね。| ^霊夢   |この再上映では、本当に月の使者が来ている。そこが前と変わっているんだわ。| ^魔理沙  |で、私たちがその使者の役ってわけか。迷惑な話だぜ……。| ^永琳   |話は済んだかしら?| ^永琳   |姫は私が護る………貴方たち月の使者なんかに、絶対に渡さないわ!| ====蓬莱飛翔==== ^ キャラ ^ セリフ ^ ^ 永遠亭 奥座敷 || | (激しい弾幕音) || ^霊夢   |……さすがにやるわね。| ^永琳   |貴方たちもね。でも、姫を月に連れ戻させるわけにはいかない……!| ^???  |キャーー!!!| ^魔理沙  |な、なんだ! 今の声は?| ^永琳   |……姫ッ!| ^永琳   | (声のする方へ走り出す) | |                                           || ^永琳   |ひ、姫!! どうしました!?| ^???  |ご心配なく。ただ眠ってもらっただけです。| | (足音が近く) || ^永琳   |ウドンゲ!? いったい何を? ま、まさか……!| ^鈴仙   |……お察しの通り、私こそが月の使者です。師匠も、お気づきにならなかったようですね。| ^鈴仙   |このところ、永遠亭を嗅ぎ回っていたのも、私です。この日のために……。| ^永琳   |なんですって! ウ、ウドンゲッ!!| ^魔理沙  |おいおいっ!? どうなってるんだ!| ^霊夢   |鈴仙が月の使者で、輝夜を連れ帰ろうとしているってこと……?| ^魔理沙  |待てよっ! 月の使者は、大結界があるから幻想郷に来られないはずだろ?| ^霊夢   |この再上映では、その使者も来られるってことになっているみたいね……。| ^永琳   |どうしてっ!! なんで……!? 月から逃げてきた貴方が!!| ^鈴仙   |師匠、すみません……。姫を連れて、月へ戻ります……!| ^永琳   |本当にそれでいいの!?地上で暮らすことを受け入れた貴方が……。| ^鈴仙   |だって、こうでもしないと……、師匠が殺されちゃうから!| ^永琳   |私が、殺される……?| ^鈴仙   |……ひと月前のことです。月から逃げた私に、月に戻るよう通達が届きました。| ^鈴仙   |そのとき、姫が私のそばにいると知った月は、私に姫を連れ戻せと……そう命じたのです。| ^永琳   |そんな急な伝令を、あなたは呑んだというの?| ^鈴仙   |もちろん最初は断りました! でも月は、従わなければ、直接ここに馳せ参じると……。| ^鈴仙   |そうすれば、貴方の存在が知られてしまう!かつて月の使者を皆殺しにした、貴方が……!| ^永琳   |姫を連れ返さないと私が殺される、と。ウドンゲ、貴方はそうまでして私を……。| ^永琳   |……だけど、姫ためにも、貴方のためにも、月へ行かせるわけにはいかない!| ^鈴仙   |わかってください!師匠も姫も助けるには、これしかないんです!| ^霊夢   |……なんか、面倒なことになってきたわね。とりあえずは、鈴仙が再上映の核みたい。| ^魔理沙  |だな! そうと決まれば、やろうぜ霊夢! 早くしないと、本当に月に帰りそうだ!| ^霊夢   |ええ、やってやりましょ。魔理沙!| ====蓬莱人と玉兎==== ^ キャラ ^ セリフ ^ ^ 永遠亭 || | (再上映異変解決!!) || ^魔理沙  |月も元に戻ったみたいだし、無事に終わったな!| ^霊夢   |そうね、やっと終わったわ……。| ^輝夜   |はて、私たち、何をしていたのかしら。| ^魔理沙  |覚えてないか……。これも毎度のことだな。| ^魔理沙  |おい、お前ら! 本当に大変だったんだぞ!| |                                           || ^鈴仙   |そんなことがあったとは……。| ^霊夢   |本当に、いい迷惑だったわよ。| ^鈴仙   |ユメミタマのせいとはいえ、私が、恩人である師匠や姫に、そんなことを……。| ^鈴仙   |師匠、姫……。本当に申し訳ありませんでした!!| ^永琳   |何も覚えてないし、気にすることないわ。| ^輝夜   |永琳の言う通りね。意識もなかったし、過ぎたことを言っても仕方がないわ。| ^鈴仙   |師匠……、姫……。| ^輝夜   |それにしても、永琳だって蓬莱の薬を飲んでるなら、殺したって死なないのにねぇ。| ^輝夜   |それを忘れて必死になるなんて、可愛らしい弟子だこと。| ^鈴仙   |ひ、姫! わざわざそんなこと、言わないでくださいっ!| ^輝夜   |ずいぶんと弟子に慕われてるようね、永琳?| ^永琳   |ひ、姫! そ、そのようなことは……!| ^輝夜   |ふふふ。美しい師弟愛だこと。| ^霊夢   |これ以上は、お邪魔かしらね。| ^魔理沙  |だな! 早いとこ引き上げるとするか!| ^霊夢・魔理沙| (永遠亭を後にする) |