~~NOTOC~~ ====== スポットエピソード:マヨヒガ ====== ハコニワのスポットエピソード「マヨヒガ」の会話です。 {{INLINETOC}} ===== マヨヒガ ===== ====猫の楽園と思い出の品々==== ^ キャラ ^ セリフ ^ ^ マヨヒガ || ^橙    |こらっ! ちゃんと言うことを聞きなさい!あー、だめだめ! そっちに行かないで!| ^藍    |あらあら。相変わらず、猫たちに手を焼いてるみたいね。| ^マヨヒガの猫|にゃーん!| ^橙    |ほら、あんたもこっちに……って、んん?そのくわえてる人形、もしかして……!| ^橙    | (猫から人形を取る) | ^橙    |わーっ、やっぱりそうだ!見てください、藍様。この人形、覚えてますか?| ^藍    |あら、懐かしいわねぇ。ずいぶん前に、私がプレゼントしたものだわ。| ^橙    |よくこれで遊んだなぁ……。失くしたと思ってたけど、ちゃんとあったんだ。| ^橙    |そうだ! 探せば他のおもちゃも見つかるかも! さっそく探してみよう〜っと。| ^藍    |あんなに嬉しそうにして……。ふふ。私も手伝ってあげましょうか。| | (暗転) || ^橙    |わっ、懐かしい〜!この猫じゃらしで、藍様に遊んでもらったなぁ。| ^橙    |あっ、このネズミのおもちゃ! よく他の猫と取り合いになったっけ……。| ^橙    |あれ〜、おかしいなぁ。赤い毱が見当たらない。たしかこの引き出しにしまったはずだけど……。| ^藍    |赤い毱……って、猫の絵の描かれたあの赤い毱? 橙は、本当によくあれで遊んでいたね。| ^橙    |そうです、その毱です! ひょっとして、別の場所にしまっちゃったのかも……。| | (暗転) || ^橙    |ここにもない……記憶違いかな? あそこじゃなきゃ、ここしかないと思ったけど。| ^橙    |でも、マヨヒガのどこかには絶対あるはずだよね。猫たちの手も借りて探してみよう!| | (暗転) || | (大★捜★索) || ^橙    |ここか! こっちか!? この畳の下か! もー、全然みつかんないよー!| ^藍    |ちょっと橙、いくらなんでもやり過ぎじゃない? そんな畳までひっくり返さなくても……。| ^橙    |だって見つからないと悔しいもん! あの毱、一番のお気に入りだったし……!| ^藍    |毎日あれで遊んでいたものね。あの時はたしか、茶色いトラ模様の猫といっしょに……。| ^藍    |……あ、もしかして。| ^藍    | (部屋を出て心当たりを探しに行く) | ^橙    |こうなったら、とことん探してやる! マヨヒガの隅々までね! お前たちも頑張って!| ^マヨヒガの猫|にゃー!!| | (暗転) || ^マヨヒガの猫|にゃーにゃー。| ^橙    |ちょっとちょっと、何遊んでんの? さっき頑張ろうって言ったじゃん!| ^マヨヒガの猫|にゃにゃ、にゃー……。| ^橙    |え? 探すのは飽きた? どこにもない? 諦めないでよ! こうなったら私だけで……、| ^藍    |橙、ちょっとこっちへ来なさい。| ^橙    |えっ? わ、わかりました。| ^橙    | (藍の元へ向かう) | | (暗転) || ^藍    |ここよ。橙、あの木の上を見てみなさい。| ^橙    |木の上……って、あっ! 赤い毱!| ^橙    |どうしてあんな所にあるんだろ? 取りにいってきます!| ^橙    | (木を登る) | ^橙    |ホントに私の毱だー!見つかってよかった〜……、うん?| ^子猫   |みゃー。| ^橙    |なに? この毱がほしいの? 悪いけど、これは私のだよ。| ^茶トラ猫 |にゃー……。| ^橙    |今度は親猫〜? ダメダメ、あげないよ。 ……って。あ、あんたは……!| ^橙    | (木を降りる) | ^藍    |どう、橙。毱は見つかった?| ^橙    |はい! しかも、懐かしいやつと再開しました! もしや藍様は、それを知ってて……?| ^藍    |さっき、あの茶トラ猫のことを思い出してね。お前と一緒に、あの毱でよく遊んでいたから。| ^藍    |あの子、この木で寝るのが好きだったでしょう。 だから、もしかして……ってね。| ^橙    |さっすが藍様! 最近見かけてなかったから心配してたけど、元気そうでよかったです。| ^橙    |しかも、家族ができててびっくり! あの毱、子猫のおもちゃになってたんですよ。| ^藍    |そう。でも、取り返してこなかったのね。よかったの?| ^橙    |いいんです。大切にしてくれてるみたいだったし。| ^橙    |それに、遊びたくなったらここに来ればいいだけだからね!| ^藍    |ふふ、そうね。……それじゃ、もう毱のプレゼントは必要ない?| ^橙    |ええっ、そんなあ! それとこれとは別ですよ〜!| ====悪い子には勉強が一番?==== ^ キャラ ^ セリフ ^ ^ マヨヒガ || | (誰かが走る音) || ^慧音   |はぁ、はぁ……。くそっ、見失ったか。| ^慧音   |あのイタズラ泥棒猫め。ようやく捕まえられると思ったのに。| ^マヨヒガの猫|にゃーん……。| ^慧音   |むっ、猫! ……なんだ、別のやつか。そういえば、ここは……?| ^マヨヒガの猫|にゃー!| ^慧音   |そうか、ここはマヨヒガか。噂には聞いていたが、すごい猫の数だ。| ^マヨヒガの猫|ニャーニャー! フシャー!!| ^慧音   |いつの間にか、猫が周りを囲んで……。どうやら、私は歓迎されていないみたいだな。| ^慧音   |しょうがない。こうなったら……!| | (暗転) || ^橙    |ふぅ〜。今日の幻想郷さんぽ、終了〜っと。あれ? なんだか人間の声が……。| ^慧音   |……これは大事なことだから、よく覚えておくんだぞ。それじゃ、次は……。| ^橙    |ちょっ……、あんた何やってんの?| ^慧音   |何って、見ての通り授業だよ。| ^慧音   |最近、店から魚を盗んだり、人を脅かしたりするイタズラ猫が増えているからな。教育が必要だ。| ^橙    |そ、そんなの必要ないよー! というか、お前たち、なんでそんなにおとなしく座って……| ^マヨヒガの猫|みゃーん……。| ^橙    |な、何よ、その力のない反応……。| ^慧音   |皆、真面目に私の授業を受けているんだ…お前も、いっしょに聞いていきなさい。| ^橙    |ええ〜? まあ、みんなの様子も気になるし…… しょうがないなあ。| | (暗転) || ^慧音   |だから人を驚かすと、こわーい巫女が山から下りてきて……。| ^橙    |ふぁ〜。退屈だなあ。なんだか眠たくなってきちゃった……、ん?| | (何かが素早く移動する) || ^泥棒猫  |フシャー!!| ^慧音   |あっ! お前は、あの時の泥棒猫! やっぱり、ここにいたのか。| ^泥棒猫  |ミャァア、ミャァア!!| ^橙    |うわー。あの猫、だいぶ警戒してるみたい。今にも先生に飛びかかりそ……あれ?| ^慧音   |……どうやら、お前は自分のやったことをまったく反省していないと見える。| ^泥棒猫  |ウゥー……!| ^橙    |え? あの猫……ビビってる?| ^慧音   |魚を盗み、店を荒らし、逃げ回りながら物を壊し回って、里を混乱に陥れた。((激おこ))| ^慧音   |多くの者に迷惑をかけた。だがお前は、それを、まるで反省していないようだな……!| ^橙    |な、なに。先生の、あの迫力……!| ^慧音   |お前は、自身の罪を理解しなければならない。反省するまで、みっちりお仕置きだ!| ^泥棒猫  |ミャーーーン!| ^慧音   |もう逃すものか! 観念しろ、この泥棒猫!| ^慧音   | (逃げる泥棒猫を全力で追いかける) | ^橙    |……そっか。わかったよ。猫たちが、なんでおとなしく座ってたか……。| ^橙    |みんな、あの迫力に圧倒されて、素直に従うしかなかったんだね……。| ^マヨヒガの猫|みゃん……。| ^橙    |迫力だけで相手を従わせるなんて……。先生ってすごい。| ====倒壊寸前!? 楽園の修繕==== ^ キャラ ^ セリフ ^ ^ マヨヒガ || | (誰かが歩く音) || ^妹紅   |慧音はこっちに来たはずだけど……ん?| ^マヨヒガの猫|みゃーお。| ^妹紅   |猫? ……うわっ、猫だらけじゃないか!? 慧音は、いったいなんでこんな所に……?| ^慧音   | (歩いてくる) | ^慧音   |あら、妹紅。貴方も来ていたのですね。| |                                           || ^妹紅   |なるほど。慧音は猫たちと遊ぶために、マヨヒガへ来ていたのか。| ^慧音   |ええ。ちょっとした縁で。そういう妹紅は、なぜここへ?| ^妹紅   |慧音が山の方へ向かったからさ。気になって後を追ったんだよ。| ^橙    | (歩いてくる) | ^橙    |今日のさんぽも終了〜って、また誰か来てる!?しかも二人も!| ^妹紅    |おお、化け猫。ちょっと邪魔してるぞ。| | (カリカリ・ポロポロと何かが剥がれるような音) || ^慧音    |すまないな。まあ、賑やかな方が猫たちも……ん? なんだろう、この音。| | (衝撃音) || ^慧音   |う、うわ!? あっちの建物が、急に壊れた!?| ^妹紅   |屋根の方から派手に崩れてるな……。どうやら、中の柱が折れたみたいだ。| ^橙    |ああー、ついに崩れたか……。まあ、ずいぶん古い家だったからね。| ^橙    |この間、畳を返したり、屋根裏へ大勢で入ったり色々してたから、近々こうなるとは思ってたよ。| ^慧音   |い、いいのか? お前たちの家だろ?というか、もし猫が中にいたら……!| ^橙    |大丈夫だって。危ないのは、みんなわかってたし。家が崩れるのだって、これが初めてじゃないから。| ^妹紅   |そういえば、ここは元々廃村だったか。通りで、どの家も古いわけだ。| ^慧音   |でも、このまますべての家が壊れたら、お前たちだって困るだろう?| ^慧音   |そうだ。せっかくだし、古い家を建て直そう。妹紅、手伝ってくれますよね?| ^妹紅   |はあ? なんで私が……。建て直しなんて、ここの猫たちの問題だろう?| ^慧音   |いいですか、妹紅。猫たちの一生は、妖怪よりも普通の人間よりも、ずっと短いんです。| ^慧音   |せめて、その短い間くらい、快適に暮らしてほしいじゃないですか。ね?| ^妹紅   |……わかったわかった、手伝うよ。それじゃ、まずは木材を運ぶか。| ^橙    |ちょ、ちょっと! なに勝手に話を進めて……、| ^慧音   |橙。お前は、他の猫たちがケガをしないよう見張りを頼んだぞ。| ^橙    |ええー! ほんとにやる気なのーー!?| | (暗転) || | (金属を打つ音) || ^慧音   |ここの壁を補強してっと……。妹紅、屋根の方は大丈夫ですか?| | (暗転) || ^妹紅   |結構穴が開いてるけど、塞げないこともないな。何枚か板を貼っておくよ。| | (暗転) || ^橙    |ほらほら、お前たち。あっちに行っちゃダメだよ。こわーーい先生に叱られちゃうからね。| | (暗転) || ^慧音   |ふぅー。あとは、床板の修繕だけですね。本当にありがとうございます、妹紅。| ^妹紅   |満足そうで何よりだ。 それにしても、想像以上に綺麗になってきたな。| ^慧音   |ここに机やイスを置けば、子供たちを連れて来て出張寺子屋もできそうです。| ^橙    |それはダメ。これ以上、人間を連れて来ないでよね。| ^橙    |ここは猫の楽園なの。人間たちが気安く入っていい場所じゃないんだから!| ^慧音   |そうか、いい案だと思ったんだが……。| ^妹紅   |ま、仕方ないだろう。慧音の住んでる里だって、人間たちの楽園みたいなもんだ。| ^妹紅   |それぞれが生きていくのに、最適な場所がある。異端となる存在は、そこへ入るべきじゃないさ。| ^橙    |ていうか、マヨヒガは迷い込む所だからね。来ようと思って来ないでほしい!| ^妹紅   |そうか。それじゃあ今度は 迷い込んだつもりで来るとするよ。| ^橙    |そうじゃなくて! 来るなって言ってるのー!| ====猫たちの帰るところ 前編==== ^ キャラ ^ セリフ ^ ^ マヨヒガ || ^ 慧音   |橙、ちょっと聞きたいことがあるんだが……。| ^橙    |え、なに? そんな真剣な顔しちゃって。| ^慧音   |実は今、里で化け猫が出ると騒ぎになっててな。何人か人間が襲われて、怪我を負っている。| ^慧音   |まさかとは思うが……、その化け猫は、お前じゃないよな?| ^橙    |そんなことするわけないじゃん! ていうか最近は、里に全然行ってないし。| ^慧音   |そうか。となると、あの化け猫は、いったいどこから……。| ^慧音   |いや、疑ってすまなかった。それと、しばらく里に来ない方がいい。化け猫は退治されるぞ。| ^橙    |わ、わかった。気をつけるよ。| | (暗転) || ^ 数日後 || ^藍    |橙、いる? ちょっと聞きたいことがあるんだけど。| ^橙    | (藍の元に現れる) | ^橙    |藍様! 聞きたいこと……って、もしや、噂の化け猫についてですか?| ^藍    |なんだ、知っていたのね。橙なら、何か心当たりがあると思って。| ^橙    |すみません、何も……。人から話を聞いただけで。最近は、ずっとここに引きこもってますし。| ^橙    |でも、その様子だと、まだ化け猫は捕まってないんですね。| ^藍    |そうなんだ。また被害者が出る前に、一刻も早く止めないと……。| ^橙    |藍様、大変そう……。お役に立てることがあれば、なんなりとどうぞ!| ^藍    |それじゃ、もうしばらくここから出ないでね。里の人間たちは、化け猫におびえているから。| ^橙    |そう、ですかぁ……。| ^藍    |そう気を落とさないで。ここのことは任せたよ。| | (暗転) || ^ さらに数日後 || ^橙    |はぁ。あれから結構、経っちゃったけど、藍様たち、うまく退治できたかなぁ。| ^慧音   |その件についてなんだが……、| ^橙    |うわぁっ! びっくりした!! な、なんだ、先生か。| ^慧音   |すまない。化け猫のことだが、ここしばらく、里に姿を見せなくなった。| ^橙    |え、ほんと? それって退治できたってこと?| ^慧音   |いや、退治はできてないはずだが、かれこれ10日ほど、姿を現していないんだ。| ^慧音   |とりあえず、里の警戒は解かれた。もう、ここに閉じこもる必要はないぞ。| ^橙    |な〜んだ、よかった。やっとまた里に行けるんだね。| ^慧音   |だが、化け猫はまだどこかに潜んでいるはずだ。お前も気をつけてくれ。| ^橙    |大丈夫だよ。私はここのリーダーだからね! もし化け猫に会っても、すぐに退治してみせるよ。| ^慧音   |大丈夫か……? まあ、用心だけは怠らないようにな。| | (暗転) || ^  その夜 || | (枝を掻き分けるような音) || ^橙    |うるさいなぁ。こんな夜中に騒いでるのは、いったいどの猫?| ^橙    |……あれ!? 建物が壊されてる!直したばっかりなのに、いったい誰が……。| ^橙    |え。ま、まさか……化け猫?| ^化け猫  |ヴワアアアオオオオオオオ!!!!!| ^橙    |ギャーーーー!! こ、こっちに来るー!! い、今すぐ逃げないと……!| ^橙    |い、いやダメダメ。私は逃げない。あいつを退治するって、昼間言ったばかりだし。| ^橙    |やれるもんなら、やってみろ!このマヨヒガのリーダー、橙様が相手だ!| | (弾幕音) || ^化け猫  |ウ、ウワォォォォォォォォォ!!!| ^橙    |え!? ば、化け猫が、消えた……。ていうか、さっきの攻撃は……?| ^藍    | (橙に駆け寄る) | ^藍    |橙! 大丈夫?| ^橙    |藍様!| ^妹紅   |ふぅ。間に合ったみたいだな。| ^慧音   |よかった。猫たちも、みんな無事のようです。| ^橙    |みんな! どうしてここに? ていうか、あの化け猫は……?| ^藍    |私たちは、あの化け猫をずっと追ってたの。順を追って話した方がよさそうだね。| ====猫たちの帰るところ 後編==== ^ キャラ ^ セリフ ^ ^ マヨヒガ || ^藍    |あの化け猫が消えた10日間、私たちは、その行方をずっと追っていたの。| ^妹紅   |いつまた里に現れるか、わからないからな。早い内に退治しておくべきだと思ったんだ。| ^藍    |この数日、ずっと痕跡を探し回り、ついさっき、ようやく奴の根城を導き出した。| ^慧音   |どうやらあいつは、この妖怪の山の中腹、人目につかない洞窟に潜んでいたらしい。| ^慧音   |私が昼間ここへ来たのは、探している途中で、近くに寄ったからなんだ。| ^橙    |化け猫は、なんで山に? 里の近くにいれば人を襲いやすいのに。| ^妹紅   |奴は一度、里で慧音の攻撃を受けてる。その傷を癒すため、ひと気のない山にいたのさ。| ^藍    |でも、私たちに根城が見つかって、ここまで逃げてきたというわけなんだ。| ^橙    |そういうことだったんだ……。でも、どうしてあいつは、消えちゃったんだろう?| ^藍    |おそらくだけど、奴は化け猫というより、怨念の固まりなのではないだろうか。| ^橙    |怨念の固まり……?| ^藍    |人間に捨てられ、不当な扱いを受けた猫たち。その怨念の集合体が、あの化け猫だった、と。| ^藍    |あの化け猫は、人間をひどく憎んでいた。里を襲ったのは、復讐だったのだろう……。| ^橙    |そんな……そんなのって……!| ^橙    |じゃあ、もしも怨念になる前の猫たちがここで幸せに暮らしていたら……!| ^藍    |……そうだね。そうだったら、こんなことには、ならなかったかもしれないね。| | (暗転) || ^  数日後 || ^妹紅   |よーし。修繕、終わり。前よりも、見違えるくらい綺麗になったな。| ^慧音   |そうですね。猫の数も増えてるようだし、以前より、住みやすくできたのかもしれません。| ^藍    |お二人とも、ありがとうございます。ところで……、橙はどこへ?| ^橙    |おー! もう完成したんだ! それじゃ、あとはこの石をここに置いて……。| ^橙    | (石を置く) | ^藍    |橙、その石はいったい何?| ^橙    |お墓です! あの化け猫のね。| ^橙    |あの化け猫は、退治されて当然のことをした。でも……、きっと防げたことなのかなって。| ^橙    |ああいう猫が生まれないよう、強くなりたい。私は、猫を……。猫の楽園を守るんだ!| ^藍    |橙……。| ^橙    |というわけで、特訓開始! さあ猫たち、私の言うことをちゃんと聞いてね!| ^マヨヒガの猫|にゃ〜お。| ^橙    |えっ、めんどくさい? なに言ってるの! あんたたちのためを思ってなんだからね!| ^橙    |だから話をちゃんと聞いて……って、言ってるそばから遊ぶなーーっ!!| ^妹紅   |頼りないリーダーだなぁ。 本当に大丈夫か?| ^慧音   |きっと大丈夫ですよ。あの化け猫にも、果敢に立ち向かっっていましたからね。| ^藍    |……ふふふ。頼りにしているよ、橙。|