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====== あれから君は ~ Are you? ======
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===== 基本情報 =====
^ レア度 | SSR |
^ 属性 | Em |
^ キャラクター | レミリア・スカーレット |
^ イラスト | 霧梟 |
^ 登場日 | 2022年8月4日 |
===== パラメーター =====
^ 項目 ^ Lv.1 ^ Lv.MAX&深化Lv.最大時 ^
^ 戦力 | | 14014 |
^ Em | | 7165 |
^ Co | | 3693 |
^ Ro | | 3156 |
===== ミタマバースト =====
^ Lv.1 | ボスに対しShot×8のダメージを与え、4秒間ノーツスコア+60% |
^ Lv.2 | ボスに対しShot×9のダメージを与え、6秒間ノーツスコア+65% |
^ Lv.3 | ボスに対しShot×10のダメージを与え、8秒間ノーツスコア+70% |
===== バーストリンク =====
^ Lv.1 | 一定時間ノーツスコア+60% |
^ Lv.2 | 一定時間ノーツスコア+65% |
^ Lv.3 | 一定時間ノーツスコア+70% |
===== カグラエフェクト =====
^ Lv.1 | |
^ Lv.2 | |
^ Lv.3 | 5秒ごとに61%の確率で4.5秒間、ノーツスコア+20%、BRILLIANTならさらに+20% |
===== おでかけ効果 =====
^ Lv.1 | おでかけの必要時間-16% |
^ Lv.2 | おでかけの必要時間-17% |
^ Lv.3 | おでかけの必要時間-18% |
===== ミタマ紹介 =====
レミリアはかつて異変を起こし、霊夢と激闘を繰り広げた。
あのとき対峙した吸血鬼と巫女、ふたりの少女。
皮肉も多く突拍子もないことも多いものの、
彼女たちは今ではもう、気心の知れた仲となっている。
===== ガチャで出てくる時のセリフ =====
「ねえ、聞きたい?
五百年以上を生き続けた、少女の話」
===== ミタマエピソード =====
==== エピソード1 ====
あの日、レミリア・スカーレットは幻想郷中を赤い霧で包みこんだ。
その霧は多くの人間たちに影響を及ぼし、そして最後には大きな異変騒ぎとなった。
「偉大なる吸血鬼であるこの私に平伏しなさい。
今宵は私の祝宴。幻想郷の夜の王が誰なのかを、
思い知らせてあげましょう」
完全で瀟洒なメイド、動かない大図書館に、色鮮やかに虹色な門番。
全てを破壊する妹(かいぶつ)を解き放つことだってできたレミリアに、敗北などあるはずがなかった。
――あの日、幻想郷最強の巫女が邪魔しにさえこなければ。
「そろそろ姿、見せてもいいんじゃない?
お嬢さん?」
「やっぱり、人間って使えないわね」
「さっきのメイドは人間だったのか」
「あなた、殺人犯ね」
「一人までなら大量殺人犯じゃないから大丈夫よ」
「で?」
「そうそう、迷惑なの。あんたが」
「短絡ね。しかも意味が分からない」
「とにかく、ここから出ていってくれる?」
「ここは、私の城よ? 出ていくのはあなただわ」
「この世から出てってほしいのよ」
「しょうがないわね。
今、お腹いっぱいだけど……」
「護衛にあのメイドを雇っていたんでしょ?
そんな箱入りお嬢様なんて一撃よ!」
「咲夜は優秀な掃除係。
おかげで、首一つ落ちていないわ」
「あなたはつよいの?」
「さあね。あんまり外に出して貰えないの。
私が日光に弱いから」
「……なかなかできるわね」
「こんなに月も紅いから、本気で殺すわよ」
「こんなに月も紅いのに」
二人の少女は視線を交錯させ――そして互いに弾幕を展開する。
「楽しい夜になりそうね」
「永い夜になりそうね」
==== エピソード2 ====
巫女が主犯を倒し、異変は解決した。
……あれから、幾分の時が流れただろうか。
「あら、こんなところで会うなんて奇遇ね、霊夢」
「何が奇遇よ。おおかた、
相手をしてほしくて待ち伏せてたんでしょ?
いつもいつもやり方が回りくどいのよ、あんたは」
あのとき対峙した吸血鬼と巫女の少女は、今ではもう気心の知れた仲。
「さあ、どうかしら。
そんなことより、お腹がすいたわ。
せっかくだし、
どこかにご飯でも食べにいきましょう?」
「お嬢様に庶民の味が合うとは思えないけどね。
そもそも、どうして今日は咲夜と一緒じゃないの?
ついに見限られちゃった?」
「屋敷においてきたわ。霊夢ぐらい
私ひとりで大丈夫、って伝えてね」
皮肉も多い。突拍子もないことも多い。――しかし、不思議と悪い関係ではない。
「まぁ、いいわ。ちょうど暇を
持て余していたところだったし。
紅魔館で一緒に月見でもする?
……今日の月は、とてもきれいだから」
「霊夢にしてはロマンチックな提案ね、
気に入ったわ。
それじゃあ、咲夜に準備をさせましょう。
とびっきりの紅茶を用意してね」
「あんたの相手をするんだもの。今日は――」
「……ふふっ。今日は――」
レミリアは一歩前に足を踏み出し、霊夢の手を引く。
「楽しい夜になりそうね」
「永い夜になりそうね」